ファイアーエムブレム聖戦の系譜 
アーダン一人クリア
 

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受け継がれるのは、光か闇か Update:2005/12/24(土) 15:00


今日は12月24日ですね。 皆さん、今日は何の日か知ってますか?

恋人たちの日? クリスマスイブ? ノンノンノン。

ネロとパトラッシュの命日です。



Let’s。 さぁごいっしょに。






それはともかく今日の日記。

やあみんな! エムブレムってるかい!?

さてさてこんばんわ。 南関東一のエムブレマーこと遊星です。

いやーまいっちゃったねー。 この間エムブレマー友の会に参加したときの話なんだけど

女の子相手に突撃のスキルが発動しちゃって他の男と3すくみの関係になるわ

相手の必殺補正は高いわ俺のカリスマがエリートするわでもうてんやわんやで・・・


・・・え? エムブレマーとは一体なにかですって?

ハァ・・・ 仕方ない。 無知で無学な皆様にエムブレマーとは何かをご教示致しますと、

エムブレマーとはエムブレムをよくやる人。

つまりゲームのファイアーエムブレムをやり込んでいる人を指すのですよ!!




  



ちなみにエムブレマーをエムブルマーと言い変えると

M字開脚したブルマーみたいで卑猥ですよね。(なに言ってるんだ)

ファイアーエムブレムとは任天堂から発売されているシミュレーションRPGの草分け的存在で、

戦場を舞台に剣やヤリを扱うユニットを操作して帝国や竜と戦うファミコンゲーム。

その独特のゲームシステム、高い戦略性、知略を駆使しないと先に進めない高難易度から

ドラクエしかやったことないようなお子様には到底クリアは不可能なのですよ!!(どーん)

そんなわけで僕はもう中学生時代からこのファイアーエムブレム (以下FE) なるゲームが好きで、

初代のファミコン版はもちろんスーパーファミコン・ゲームボーイアドバンス等

全てのFEをやりこむほどのエムブレマー。

アカネイア大陸を救うのは僕しかいないと思ってますからね。

だってあのめちゃムズゲームのFEを全てクリアした僕ですよ?

たぶん日本が戦争になってもFEで馴らした僕が総帥になれば楽に勝てちゃうわけで、

だからもう・・・ 早く乱れろよ平和・・・。

ほんとにね、ビンラディンはなにをグズグズしてるんだという話ですが、

えーと、ちなみに今このサイトを見ている人の中でFEをやったことがない人っています?

さっきからこの話についてこれない人もいると思うんですけど。

ひい、ふう、みい・・・ あー結構いますね。 さっきから話がわかんないですか?

いやーごめんなさいねホントに。














そんな奴は帰っちまえ!! ( ゚ 3゚)∵ ペッ!

FEをやったことがないだと!? こ、このオタンコナス!

FEといえば僕の中でドラクエやFFを超えるほどやり込んだテレビゲーム。

それを遊んだ事もないままうちのサイトを見てるだなんて・・・

小指が惜しくないのですか?

ここは僕のサイトですよ!? 悪いけどお客を選ぶサイトですよ!?

FEも遊んだ事もないような女子供なんていらないんですよ!!

まったく、プンプンですよプンプン!! (゚ё゚) プンプン

ただでさえこないだエーテルノートのオフ会に参加したら

綺麗な女性がいっぱいいてイライラしてるってのにさぁ!!

ほんともう信じらんない。

今日の日記は皆さんFEをやったことがあるというのを前提で進めますからね!

そんなわけでFE大好きなこの私、遊星。

会社で仕事しててももう頭の中はFE一色で、

例えば職場内でちょっと太った人がノタノタ歩いてるのを見て

あの人は移動力が低いからアーマーナイトだなとか思ったり、

仕事でミスをした新人にチーフSEが怒っているのを見て

ジェイガンもいろいろ大変だなとか思ったり、

私の 「この日に休暇とっていいですか?」 という攻撃を部長が何度も何度もかわしているのは

部長の席の地形効果が高いからだとか思ってますからね!!

あの部長のイスの回避率の高さといったら! キ、キルソード持ってこい!!

あと世の中にはストーカーって呼ばれてる人がいますけど、

あれはストーカーじゃないんです。 「待ち伏せ」のスキルを持ってるだけなんです。

FE世界のスキルは現実世界の我々もよく持っていたりしますからね。

体調不良を理由によく休む姉歯氏なんて「大盾」のスキル持ちですし、

彼の頭にも大盾が発動してるわけですしね。

僕なんて夜の生活は流星剣・・・ まぁこの話はいいか

ともかくエムブレム! 僕はファイアーエムブレムが大好きなのですよ!

FEといえばイケメンな貴族達が剣やヤリで斬り合ったり突き合ったりして

クサい台詞吐いて死んでいくという婦女子御用達のシミュレーションゲーム。

そう! このゲームには 「騎士」 「イケメン」 「かっこいい武器」 といった

我々が憧れる要素が多々あるのですよ!

まず主人公からして







こんなイケメン貴族ですし、他のキャラも







こんなイケメン貴族や







こんなイケメン貴族がいて






こんなセリフがバンバン飛び交ってますからね。

かっこいい! FEのキャラはもう全員かっこいいのですよ!

え、遊星はどのキャラが一番お気に入りなのかですって?

おいおいこれは困った質問ですね。

FEは全員が魅力あふれるキャラ。 なので選べと言われても迷っちゃいますよね。

まぁその中でもやはり一番かっこいいキャラといえばこの人をおいて他にはいない。

SFC版 『ファイアーエムブレム聖戦の系譜』 より、一番のイケメンといえばやはりこの人!





















アーダン












アーダン・・・ かっこいいよアーダン・・・

そのギラギラした瞳、無骨な態度、主君に仕える騎士道精神・・・

どれを取っても男として憧れちゃいますよね。

決してギニュー特戦隊にいた人ではありません。

またアーダンの職業(クラス)がソードアーマーという、守備力が高く他のキャラの壁となり

弱い味方ユニットを守ってあげられるというのも男らしくていいですよね!

ほんともう、このアー様のかっこよさと言ったら・・・



え、「ちっともかっこよくないよ」 ですって?

ちょ、何言ってるの!? このアー様の漢(おとこ)の魅力がわからないの!?

この魅力がわからないとは・・・ それともパラメータの事を言っているのですか?

確かにアーダンは技のパラメータが伸びないから攻撃が当たらないけども!

確かにアーダンは守備力が高いだけで魔法防御が低いから魔法で瞬殺されるけども!

確かに他のキャラが8マス動ける中アーダンは5マスしか動けなくて

動かすのもめんどくさくなってよくお城でお留守番になり

ヘタすりゃお城から一歩も出ないままゲームクリアされるけども!!

それでも! それでも僕はアーダンが好きなのですよ!!

よーしやってやる! そこまで皆さんがアーダン嫌いなら

俺がアーダンの魅力を引き出してやるよ!

というわけで、一人は嫌いか? 一人は辛いか!?

世はクリスマスだというのに一人身で過ごす貴方に送るL&M新企画!!









































アーダン一人クリア







待っていろよアーダン・・・

育児そっちのけでお前を育ててやる・・・!








アーダン一人クリア(第一回) Update:2005/12/28(水) 00:00


はい、こんばんわ遊星です!

前回の日記でお伝えした通り、今回の更新から始まるL&M連続企画!





L&M特別企画 ファイアーエムブレム聖戦の系譜

アーダン一人クリア



ファイアーエムブレム。 そう、それは血肉飛び散る漢(おとこ)の戦争ゲーム。

ところが昨今のファイアーエムブレムはやれイケメンが剣で戦ったりイケメンがヤリで突ついたり

イケメンがクサいセリフを吐いたりとどうにも婦女子に媚びてばっかり

違うのですよ! 本来のファイアーエムブレム(以下FE)はもっと男臭くて

その超高難易度から真のエムブレマーしかプレイできなかったはずなのです!

いつからFEは婦女子御用達のゲームと成り下がってしまったのか!?

そこで登場するは我らがアーダン!


 アーダン


他のキャラがロンゲのホストやヴィジュアル系で描かれるなか

任天堂のグラフィッカーがコタツに入りながら描いたかのような適当すぎる顔グラフィック。

萌えれるもんなら萌えてみろと言うとるわけですよ!

あぁ萌えるさ! 俺なら萌えるね!

と、いうわけでアーダンを愛しアーダンを尊びアーダンを崇拝する

世のアーダン好きのエムブレマー達にお送りする 『アーダン一人クリア』

あの敵味方入り乱れて戦うFE聖戦の系譜をアーダン一人だけでクリアするというこの企画、

その場の勢いだけで決めたので正直クリアできるかどうか全くわかりません。

とりあえず進めてみて難しいと思ったら他のキャラを使ったりもっと簡単なルールに変更したり、

突然違う企画が始まったりすると思いますがそこらへんはご容赦ください。

それではまずはオープニングから!!










ユグドラル大陸の中央に位置する大国
グランベルは、十二聖戦士の一人、
聖者ヘイムによって建国された。


この国にはヘイムの子孫である王家の他に、
やはり聖戦士の血をひく六つの公爵家があり、
広大な領地と軍隊を有する公国の当主として、
王国に従属しつつも独自性を保っていた。


王国の政治は老いたアズムール王に代わって、
才知あふれるクルト王子が取り仕切り、
王子の信任厚いシアルフィ家の当主バイロン卿が、
ユングヴィ家のリング卿とともに、
これをたすけていた。


宰相の任にあったフリージ家のレプトール卿は、
自分の地位がおびやかされることに危機感をおぼえ、
強欲でしられるドズル家のランゴバルト卿をさそって
反王子勢力を形成。


ヴェルトマー家の若き当主アルヴィス卿は、
国王を守る近衛軍指揮官の立場から政治には関与せず、
エッダ家のクロード神父だけが、一人、
国の危険な状況に不安をおぼえていた。

そんなおり、東方より危急の知らせがとどく。
イード砂漠の友好都市ダーナが
東の蛮族イザークによって侵略され、
住民が虐殺されたというのである。


蛮族、罰するべしとの声が国中に満ち、
やがて、イザーク討伐の決定が下された。
クルト王子は、年老いた父王アズムールに代わり、
国中の諸公を率いて出陣。
そのかたわらにはつねに、勇壮な武人として知られる
バイロン卿の姿があった。
遠征軍が出た後のグランベルには
わずかな兵しか残らなかったが、
国境を接する西のアグストリアと
南西のヴェルダン王国とは同盟の関係にあり、
後顧のうれいはない筈であった。


しかしその期待は、あっけなく裏切られた。


ヴェルダン王国の大軍が王子ガンドルフに率いられて、
突然、国境を突破し、ユングヴィ城を包囲したのである。
ユングヴィ家の留守をまもっていたのは
その娘、エーディンただ一人。
父、バイロン卿から国の守りを託され
わずかな部下とともに城に残った
シアルフィ公国のシグルド公子は、
この知らせに、がくぜんとする。
エーディン公女とは幼なじみであった。


「彼女を蛮族の手に
 わたすわけにはいかない」


シグルド公子は、
すぐさま出陣の決意をした。

グラン暦 757年・・・
こうして運命の扉は開かれた。
それがやがて恐ろしい出来事のまえぶれとなる事も、
この時は誰一人として
知る由もなかったのである。








はい、以上がFE聖戦の系譜のオープニングです。

まぁ読んでる皆さんもユングヴィだのヴェルダンだの言われてもピンとこないと思われますが、

要約するとロシアで暴動が起きましたよと。

で、アメリカにお願いされたので日本を含むアジア諸国も出兵したら

そのスキに中近東が台湾に攻め込んできてヴィヴィアン・スーが誘拐されたよと。

で、日本としてもなんとかしたいけど小泉純一郎総裁は出兵中なので

息子の小泉孝太郎が出陣しましたよと。

うん、だいぶわかりやすくなりましたね

FEをやったことのない皆様でもこれで物語に入りやすくなったかと思われます。

あと僕が思うに途中で出てきたクロード神父とかいう金髪ロンゲが怪しいので、

多分こいつがラスボスなのではないでしょうか。













序章 聖騎士誕生

そういうわけで序章のテロップが表示されました。

聖騎士。 うーんなんていい響き!

きっとこれはアーダンのことを言ってるに違いないですよ!













舞台は主人公のいるシアルフィ城の西、ユングヴィ城。

兵が全て北方に出払っているということで、そのスキをついて

西の蛮族・ヴェルダンが攻め込んできました。













ヴェルダンに攻め込まれ、絶体絶命のユングヴィ公女エーディン(右)。

この後左の弓使いが敵のボスに一撃でやられ、哀れエーディンは敵に連れ去られてしまいます。

まぁ、幼馴染みの女の子が序盤で誘拐されるのはこういうゲームでは王道ですしね。













あなた達はケダモノです!

連れ去られるエーディンの口からFE屈指の名セリフが炸裂しました。

同じ侮辱のセリフでも美人に言われた方がハァハァできるらしいですからね。

さて、幼馴染みの女の子が誘拐されたということで我らが主人公、シグルドはというと・・・













ぼ、僕のエーディンたんが危ない!

 助けにいかな! 助けにいかな!!」

落ち着け


幼馴染みのピンチに冷静な判断ができていない指揮官(主人公)に、

部下であるナイト(赤)が気を落ち着かせるよう促します。










  


アンタ一人じゃ心配だから全員で出撃しましょうという運びとなり、

ナイト(緑)が敵を撃退すると同時に村も助けましょうと進言。

このゲームでは敵に破壊される前に村を訪問するとお金やアイテムがもらえるため、

村を守るという行動はクリアを目指す上ですごい重要なのです。

あと緑の彼が頭に乗っけてるのはターバンであって

決して鳥のフンではないので誤解しないであげてください。













また、金髪の彼が言っている通り

このゲームでは自軍の城を敵に乗っ取られるとゲームオーバーとなります。

そのため城には守備を残した方が良いとのこと。

そこで城を守備するためにうってつけだと紹介されたのが・・・











出ました、アーダン様!!

今日も愛くるしいそのお顔、男の私から見ても惚れ惚れとしてしまいます。

目くらい白に塗ってやれよと思わなくもないですが、

とにもかくにもこのゲームの真の主人公、アー様の登場です!!













城を守るなんて地味な仕事はやだ、とごねたところ

固い、強い、遅い」 などとバカっぽく紹介されました。

AV男優だったらエリートになれると思うのですが、

そこは冗談の通じないピュアな心を持つアー様、

ふざけんなこの鳥のフンとばかりにアレクに食ってかかります。













まぁまぁキミ達、ケンカはよくないよ

上司の一言で仕方なく怒りを治めるアー様。

部下をまとめるのも有能な上司のお仕事ですからね。

なおここでアー様が 「たまには出撃させて下さいよ」 と言っておりますが

大丈夫、今回のプレイでは貴方しか出撃させません













さぁ、いよいよゲームスタート! アー様伝説はここから始まります。

シグルド :
 「これより今回の作戦を通達する!!

  アーダンは城から撃って出て敵を撃退、他の者は城の中で待機! 以上!」

 「了解!」 「了解!」













シグルド、及び他ナイト2人が城の中で待機し、アーダン一人が敵陣に突っ込みます。

見てくださいこのアーダンの活き活きとした表情! まだ見ぬ強敵にワクワクしてますよ!

アーダン、行きまーす!!













と、いうわけでアー様の初陣です。

フフ、雑魚クンには申し訳ないけどアー様の経験値になってもらうよ。

いけ! アー様!!













ザクッ













ドシュッ













GAME OVER


アーダン!!





え!? この突然の結果にコントローラーを持つ僕もびっくり。

僕らのアー様が1面のザコにやられてしまいました!

違うんですよ。違うんですよ。 ちょっと僕の意見も聞いてくださいよ。

僕らのアー様が弱いんじゃない。 相手の斧使いが強いんです。

この斧さばき、そしてこの攻撃力。

斧戦士ネールの血を継いでると見たね。

・・・ま、まぁ私も久々にプレーしたのでちょっとコツを忘れていた事もありますし。

次は大丈夫。 FEの基本である相手の攻撃範囲の外において、

次ターンでこちらから一気に攻撃を仕掛ける戦法をとりましょう。

リセットして再スタート!













再びオープニングを見たあと、シグルド、及び他ナイト2人を城の中に追いやり

アーダン一人で敵陣に突っ込みます。

見てくださいこのアーダンの活き活きとした表情! まだ見ぬ強敵にワクワクしてますよ!

アーダン、行きまーす!!













ザクッ













ドシュッ













GAME OVER


アーダン!!















・・・・・。 (゚Д゚  )










よ、弱っ!アーダン弱っ!!

いくらアーダンが弱いのはわかりきっていた事とはいえ、あまりにも弱すぎです。

ちなみにアーダンの初期パラメータはこんな感じ。





装備が鉄の剣なので攻撃力が低い、すばやさの数値が低いので敵の攻撃を回避できない・・・

FE未経験の方に解説しますと、この戦力でゲームをクリアーしろというのは

輪ゴム鉄砲でビンラディン暗殺してこいと言われるようなものです。

なんだろう。 世界の平和とかどうでもよくなってきた。

またこのゲームでは体力回復や武器の修理にはお金が必要になるためお金は重要なのですが、

最初の所持金が主人公は5000G、いっしょに登場するナイト2人は3000Gなのに対し

アーダンだけなぜか2000G

武器の修理すら満足にできません。 なにこの冷遇っぷり。

どうしよう、今からこの企画自体無かったことにして

美味しい立ち食いそばを紹介するコーナーに変えられないかな。

というかこのゲームでは剣はオノに対し有利なため回避率・命中率に補正が入るのですが、

さっきからアー様に敵のオノがおもしろいくらいガシガシ当たってます













こんなに強くてワイルドな私と闘えるだなんて、超ラッキーでしょ?

「ラ、ラッキー・・・ つーかあの、さっきからオノが当たってるんですけど・・・」

当ててんのよ










まぁ後ろばっか向いても仕方ないので、とりあえずもうちょっと頑張ってみましょう。



  


大体アーダンは攻撃をなかなか避けないからダメージが多くなるんです。

左の戦闘画面をご注目。 攻撃がHITする確率等が表示されるのですが、

相手は55%も攻撃HIT率があるのです。

決して高い数値ではありませんが、2回に1回は攻撃を食らってしまいます。

それなら地形回避率の高い、お城で篭城作戦してはどうでしょう!

平地で待機する (回避率0%) のに比べ、お城ではなんと回避率が30%も上がるのです!













シグルド :
 「えーと、さっきのなし! これより今回の作戦を通達する!!

  アーダンは城に篭城して敵を撃退、他の者は城の中で待機!」

 「了解!」 「了解!」













するとどうでしょう、なんと敵の攻撃HIT率が15%にまで減りました!!

当たらない! 敵の攻撃がちっとも当たらないよ!

ちょ、これいいんじゃないの!? この引き篭もり作戦っていいんじゃないの!?

引き篭もりバンザイ!!













敵は次々とこのお城に攻めてくるわけですが

スカッと敵の攻撃を回避し、ドシュッと敵に攻撃をHITさせるアー様。

まさか引き篭もり作戦がこんなに通用するとは思いませんでした。

やったやったー! すごいぜ引き篭もり作戦! 引き篭もり最強!!

うちの子も将来こんな風に引き篭もるのかなぁ。













アー様、はじめてのレベルアップ

アー様自身育てにくいため、レベルアップすると喜びもひとしお。

彼が強くなるのはなんのためか? そう、世界の人々を救うために強くなるのです。

アー様のレベルアップがそのまま皆の笑顔になるのです!













なおアー様が引き篭もっている間に村が盗賊に滅ぼされちゃったけど、

まぁ、大儀を成すためには小さな犠牲も必要ですしね!

ありがとう村人。 さようなら村人。

彼らの死を乗り越えてアー様はまたひとつ強くなるのです。













またこのゲームの序章ではターンを進める毎に勝手に仲間が増えていきます。

もちろん彼らは戦わせず、そのままお城に入ってもらいます。

彼らは天下りした役人といっしょで、お城にいることが仕事なのです。













別のターンでは魔道士(赤) と 斧騎士(青) が仲間になりました。

はい青い方の髪型に注目。 リーゼントっすよリーゼント。

自分の操作するキャラがリーゼントだなんてゲームは

世界広しといえどこのFEかビーバップハイスクールだけだと思うのですが、

とりあえず彼のことを愛徳のトオルと呼んでおきます。

「おいノブオ! 順子助けに行くぞ!」

「ヘイ、トオルさん!!」

( 『ファイアーエムブレム 〜高校与太郎音頭〜』 )













バ、バカを言うな!

ほら、もう顔が赤くなってる。 ハハ、可愛い奴だ



城ん中入ってろお前ら













いい男達がウホッをしている間に敵の尖兵を全滅させたアー様。

いよいよオフェンスに回る番です。 この序章では敵の城は全部で2つ

さぁまずは最初の城を目指して、一人ぼっちの進軍開始!!













敵の城に近づいたということで、次々と敵に囲まれるアー様。

しかし初めは弱かったアー様も、レベルアップを重ねて少しづつ強くなりました。

蝶のように舞い、蜂のように攻撃を仕掛けるアー様。

もう前のようにはいきませんぞ!!













周りの敵を一掃し、最初の敵のボス (デマジオさん) と一騎打ちです。

HPや攻撃力は敵の方が上ですが、守備と命中率はこちらの方が上。

正直アーダン一人で勝てるか心配ですが、ここまで来たらやるしかありません。

突撃だ、アーダン!!














俺様がまとめて片付けてやる!


上半身ハダカに怪しい覆面、そして手にはオノという

シンナー吸ったパペットマペットみたいな格好で登場した敵ボスのデマジオさん。

つーかツノ生えてますよツノ。 ツノてキミ。 ツノ最強。

うわ怖えー。 超怖えー。

ちょっと俺、今からコンビニ行って写ルンです買ってきます












ザクッ ドシュッ

デマジオさんはファッションセンスこそないですが、パラメータの強さは本物。

先程から一進一退の攻防が続きます。 どうする、どうなるこの勝負!?













アレクー! このCD返してきてー

えー、シグルド様自分で行ってきてくださいよー


ヒマそうなお城のお留守番達。













ドシュッ

こんなはずじゃあ・・・


アー様のトドメの一撃が決まり、ファッションセンスのないデマジオさんをついに撃退しました!













見てください、アー様一人で敵の城を陥落しました!

アー様強い! アー様最強!!

まぁ、僕は最初から信じてましたけどね

とりあえず最初の目標であるユングヴィ城のボスを撃退することに成功しました。

でも残念ながらアー様では敵の城を ”制圧” することはできません。

ホラ、出番だよシグルドさん!!













「うわ、外寒っ!

8:45分頃の黄門様よろしく、このゲームの表の主人公である

シグルドがやっと出陣します。

お城の ”制圧” コマンドは主人公のみが持ちうる特権なのです。













「ううっ・・・ あなたはシグルド様・・・」

「ちょ、僕のエーディンは!?

 エーディンたんはどこー!? (゚Д゚ )三( ゚Д゚)



ユングヴィ城を制圧するとオープニングでやられた弓兵士が目覚めますが、

もちろん我らがシグ様の頭の中は幼馴染みのことで頭がいっぱいです。

さらわれたエーディン公女はそのまま敵の本拠地に連れ去られたため

この場所にはいないとのこと。 まだまだアー様の戦いは続きます。

なお次ターンでこの弓兵士が 「姫様を助けるために、僕も頑張ります!」 と仲間になりますが

もちろん彼が戦うことは未来永劫ありません













ユングヴィ城を制圧した!!


シグルド 「ありがとうみんな! チームワークの勝利だな!

アーダン 「・・・・・。


アーダンがなにか言いたげな顔をしてますが、上司は選べないので仕方ありません。

ともかくユングヴィ城を制圧したことで、敵の数は残り1人!!

楽勝! 圧倒的じゃないか我が軍は!!

正直もう鉄の剣の耐久力も残り少ないしお金もほとんど残ってないし

HPも削られちゃったしともう満身創痍だけど、あと1人くらいならなんとかなりそうです。

序章クリアまで、あと少し!













敵の残りの一人、ゲラルドさんです。

「なんの役にもたたねぇ奴だ!」 ってププッ! キミ一人でどうすんのさ!

キミなんてアー様の鼻息ひとつで消し飛んじゃうよ?

アー様最強! アー様世界一!!

オラー! 世の中全て暴力で解決できるんじゃー!!













ワー ワー



え!?













オラー! てめぇかアーダンってのはぁ!?

「うちの若いモンが世話になったそうじゃねぇか!」

ちょ、待って! 暴力ではなにも解決しないのよ!!





満身創痍のアー様に襲い掛かるヴェルダンの精鋭軍団。

果たしてアーダンは生きて帰れるのか? エーディンを無事救い出すことができるのか?

この序章の前半を書くだけでもう5時間近くかかってるけど

この先もこんなに時間がかかってしまうのか?



次回、アーダン一人クリア第2回、

なんでこんな企画始めちまったんだ』 をお楽しみください。







アーダン一人クリア(第二回) Update:2006/1/3(火) 16:00





前回のあらすじ>

 上司・シグルドの命令で一人で出撃する事になったアーダン。

 しかし固い・弱い・遅いと三拍子揃ったアーダンに対し

 数で押してくる敵の猛攻はあまりにも厳しい。

 果たして彼は無事にゲームをクリアーすることができるのか!?

 ストーリーの裏に隠された帝国軍の陰謀とは!?

 か弱きアーダンに更なる試練が襲いかかる!!

 ( 写真はコミケで同人誌を売る仮面ライダー1号 )





はい、こんばんわ遊星です!

FE好きにはなかなか好評だけど、FEやったことない人にはどうでもいいという

トータルで見ればマイナスなL&M連載企画第2回!




L&M特別企画 ファイアーエムブレム聖戦の系譜

アーダン一人クリア

 

アーダン一人クリアのルール




さてさて前回から始まりましたこのアーダン一人クリア。

おかげ様でいろいろなニュースサイトの方からご紹介して頂きました。 本当にありがとうございます。

いやーうれしいですね! こうやってこの企画が人気出てきてくれたらうれしいですね!

なお当サイトの連載企画では少年ジャンプと同じシステムをとっているので

アクセス数が下がってきたらこのアーダン企画は即刻打ち切りになります。

打ち切りです。 ジャンプです。 ジャンプなので慈悲などカケラもございません。

だからたとえ一部の読者が悲しもうがストーリーがまだ途中だろうが

この企画は人気がないな、と思ったらページの最後に

アーダンの闘いはこれからだ!と書いて打ち切ります。

ほんともうバッサリと切ります。 企画自体無くなります。

そんで代わりに美味しい立ち食いソバを紹介するコーナーが始まります。

心をなくした大人が嫌い。 優しい子供が好き。 プリンセスアーダン















オラー! みんなやっちまいなー!!

「うちの若いモンが世話になったそうじゃねぇか!」

痛い痛い痛い! あなた達はケダモノです!

アーダンが敵にフクロ叩きにあうその数ターン前・・・













国王陛下から様子を見てくるように言われたが

 蛮族相手に、こうも手こずるとはな。

 シグルド・・・ 貴様もしょせんはそのていどの男か・・・


ユングヴィ城を制圧すると、マップ上部からなにやら偉そうな感じのキャラが登場しました。

彼の名はアルヴィス。 王家直属の近衛軍指揮官を任されているヴェルトマー家の当主です。

なおアルヴィス卿は 「蛮族相手にこうも手こずるとはな」 と言っておりますが

蛮族相手に頑張ってるのはシグルドではなくアー様なので、

アーダン・・・ 貴様もしょせんはその程度の男か・・・」 と

将来のライバルっぽく言い換えてほしいところです。













さてそのアルヴィス卿のステータスがこちら。

偉そうな口ぶりだけあって文句のないステータスです。

さらに炎の神器ファラフレイムのパラメータボーナス(魔力+10 守備+10 魔法防御+10)もあり

なんかもうお前がゲームクリアーしろよと言いたくなるような鉄壁の強さ。

くっそうなんだよこの人は・・・ カッコいいパーマしやがって・・・!

貴族、パラメータもいい、イケメン。

固い、強い、カッコいいFEで活躍するのに必要なステータス三拍子が揃ってます。













それに対して我らがアー様。 同僚から固い、強い、遅い

重い、怖い、キモい、ダサい、クドい、

太い、暗い、キモい、ウザい、キモいとボロクソに言われる始末。

そんなに言わなくてもいいじゃない! なんて不憫なアー様でしょう!

僕だけは、僕だけはアー様の味方だからね!













ちなみにそのアルヴィス卿は敵ではなく同盟軍扱いで、

シグルドに隣接してくると 「陛下からの土産だ、持ってけ」 と言って銀の剣をくれました。

そして 「私は王都バーハラに戻る。 陛下をお守りせねばならぬからな」 と言って

とっとと帰ってしまいます。

いつか彼と戦う日もくるのでしょうか。 彼の操るファラフレイムと対峙することを思うと、

アー様の手にも自然と力が入ります













ナメてんじゃねぇぞオラァ!

痛い痛い痛い! ヨロイの隙間を狙うのはやめて!


力が入っていたのはヴェルダン兵の方でした。













あ、アンタなんて怖くないんだからね! エイッ エイッ!!

大勢の敵に囲まれながらも一生懸命剣を振るい続けるアー様。

森の地形効果も利用して、一人づつ相手を倒していきます。













そして遂に敵の第二陣・先発隊を撃退! アー様強い! アー様よく頑張った!

だいぶ敵にHP削られたけど、いやーなんとかなるもんですねー。

あとは序章ボス・ゲラルドさんを残すのみです。

さぁヤツを倒して、グランベルに平和を取り戻そう!













グランベルの犬め、くたばれ!


上半身ハダカにツノ付き覆面、そして手にはオノという

デマジオさんと同じファッションで登場したゲラルドさん。

ヴェルダンのファッションは難しすぎる

しかし冗談ばっかり言ってられない。 ゲラルドさんはボスだけあってマジ強いんです。

いけ、アーダン!!













「よっ! ハッ!」

「うぬ! おのれ!!」


一進一退の攻防が続き、その結果・・・













GAME OVER


アーダン!!


やられた! 僕らのアー様がやられてしまいました!!

おぉアーダンよ、死んでしまうとは情けない・・・

まぁまさかこの期に及んでマジで負けるとは思いませんでしたが、

そのくらいお城に篭城作戦は強力なのです。 命中率の低いアー様にとって

回避率が30%も上がる篭城作戦は辛いのです。










 


ちなみに2人のパラメータはこちら。

かろうじて守備力では勝っているものの、攻撃力やHP、

お城の地形効果を含めた回避値などで負けて・・・

つーかこうして顔を並べてみるとどっちが敵だかわかりませんね

2人ともKISSが化粧落としたらこんな感じだと思いますが、

つーか顔グラおかしいって! どう見ても顔グラおかしいって!!

ゲラルドさん見てよゲラルドさん! タレ目なんだよね

シブい! 目だけならカッコいいよゲラルドさん! 目だけならイケるってゲラルドさん!

それに対してアーダン! 誰か白に塗ってやれ。













その後、何回やっても負けるアー様。

序章はお金がないため体力回復すらままなりません。

どうしましょう。 このままではこの企画が終わってしまいます。

もうこのゲラルドを殺す手段としてはシグルド達に助けてもらうか、地道に戦い続けるか、

ノートに名前を書くぐらいしか思いつきません。

しかしここまで頑張っておいて今更シグルドに経験値とかあげるのはなんかイヤです。

でもこのままだとアー様は死に続けるわけで・・・ あぁ・・・さようならアー様。

ご声援ありがとうございました! 遊星先生の次回作にご期待ください!

アーダンの闘いはこれからだ!












ちょっとここでコーヒーブレイク!

武勇伝! 武勇伝!

アレク と ノイッシュの



オリエンタルナイト










デンデッデンデ デンデデッデンデ デンデッデンデ デンデデッデンデ

デン、デン、デン!


俺達、オリエンタルナイト

お願いします!

アッちゃん (アレク) いつものやったげて!

OH! 聞きたいか俺の武勇伝!

 武勇伝 武勇伝! 武勇デンデンデデンデン♪

Let’s GO!









 「全キャラ育てた ダメージ0だ

 「リセットしすぎて腱鞘炎









 「武勇伝 武勇伝! 武勇デンデンデデンデン♪

 「Let’s GO!









 「アイラとアーダン 2章で結婚

 「まだ勇者の剣 もらってない









 「武勇伝 武勇伝! 武勇デンデンデデンデン♪

 「Let’s GO!









 「単騎で特攻 強いぞフュリー

 「恋人できずにそのままフリー









 「武勇伝 武勇伝! 武勇デンデンデデンデン♪

 「アッちゃんかっこいー!



















はいそういうわけでね、思いつきでネタをやると失敗するという現実を

正月からまざまざと思い知らされたわけなんですども、

ともかくその後も死に続けるアー様。 序章はお金もないし乱数調整もできないしで

負け続ける時はもう何回も負け続けます。

でもここまで一人で頑張ってきたんです。 今更ダメ上司・シグルドに助けを求めて

「ん? なんだおい、やっぱ一人じゃできなかったんだなハッハッハ」

とか言われたくありません。

あぁ、どこかにこの不憫なアー様を助けてくれる人はいないのか・・










「シグルド・・・ 貴様もしょせんその程度の男か・・・」









!? Σ(゚Д゚ )












いた!!

そう、彼ですよ! この同盟軍扱いのアルヴィスさんを使えばいいんですよ!

どうせ彼はシグルドに隣接して、銀の剣を渡すまでは帰れないんです。

だったら彼にゲラルドと戦ってもらいましょう!

アルヴィスが登場したターンからやり直して、シグルドの他にもキャラを出陣させて・・・













必殺フタ作戦。

こうしてシグルドの周りを取り囲みスペースを消すことで、

アルヴィスは隣接できず周りをチョコマカすることしかできません。

フフ、困ってる・・・ 困ってるねぇアルヴィスくん・・・

見てよコレ! シグルドの周りをチョコマカ動いてるよアハーハハ ( ^ 0 ^ )!

強くてイケメンな奴が僕の手の上で踊っているのを見ると、

なんていうかこう、気分がいいよね・・・ フフ・・・













ちょ、お前達ジャマだ! どけ!!

憧れの生徒会長にラブレターを渡したいけど、取り巻きにジャマされて近づけない

感じになっているアルヴィス様。 フフ、滑稽ですわ

もう100ターンほど見ていたい光景ですが、彼にはゲラルドを倒してもらわないといけません。

よし、アルヴィスに近づくぞアー様!













「アルヴィスの兄貴! アルヴィスの兄貴! 実は相談が・・・」

「む、なんだ貴様は」

「あそこのゲラルドとかいうヤツが、兄貴のことをおばさんパーマだとか言ってましたぜ」

だ、誰がアンジョンファンだコラー!













ファラフレイム!

ギャース!!


このアルヴィス、容赦せん!!

怒りのファラフレイムがゲラルドさんに直撃。 アー様があれほど苦しめられたゲラルドが

わずか1ターンで死んでしまいました。 さすが、炎の魔法神器ファラフレイムの威力です。













悪は去った! さらば!!

ありがとうアルヴィスの兄貴! 一生ついていくよー!


民を苦しめていた悪を懲らしめ、颯爽と去っていく我らがヒーロー・アルヴィス。

ありがとうアルヴィス! さようならアルヴィス!

この世に正義があるかぎr・・・あ、銀の剣もらい忘れた!!

ちょ、待て! 帰ってこいおばさんパーマ!!













紆余曲折あって、序章最後の城であるエバンス城を制圧。

やったやったー! アーダン一人攻略、序章クリア達成ですよ!!

まぁ今のところMVPはアーダンではなくアルヴィスなのですが、

それはともかく公女エーディンはこのお城にもいなく、ヴェルダンに連れ去られたとのこと。

どうやら次の戦いの舞台はヴェルダン国。 ではいきましょう、ヴェルダンへ!

きっと国民達も我々を快く送り出してくれるに違いないですよ!!













ちなみに序章クリア前の状況画面がこちら。

アー様一人でチンタラやってたせいか、かかったターン数は118ターン

村なんかとっくに全滅です。

普通にプレイすると住民から感謝されるくらい正義の味方となるシグルド軍ですが、

私のプレイの場合は部下一人しか戦わない、主力部隊はお城でゴロ寝、

あげくに村はちっとも守らないという

俺達の方が敵なんじゃないかと思わせる軍隊になってしまいました。

きっと付近住民もお城の前で座り込みしながら

シグルドを国から追い出せとプラカード掲げてるに違いありません。













エーディン公女はヴェルダンに連れ去られていた。

行く先は森が生い茂る辺境の国、ヴェルダン国。

果たしてアーダンは生きて帰れるのか? ヴェルダンではどんな試練が待ち受けるのか?

アーダン一人クリアとか言いながら
全然一人でクリアしてないけど

この企画は本当にこれでいいのか!?



次回、アーダン一人クリア第3回、

本当はタクティクスオウガをやりたかったんだ』 をお楽しみください。









おまけ>











アルヴィス :
 「ま、待て! 置いていくな貴様らー!!








アーダン一人クリア(第三回) Update:2006/1/8(日) 00:00





前回のあらすじ>

 「私というものがありながらそんな女と寝るだなんて・・・

 もう離婚よ! 多額の慰謝料を請求してやるわ!!」

 妻の裕美に浮気がばれ、狼狽する俊夫。

 しかし浮気相手のマリは冷笑を浮かべつつ言い放つ。

 「フン、あんただって浮気してんだろ! この毒婦」

 「なんですって!!」

 裕美はバッグから包丁を取り出し、マリに襲いかかった。

 ( 画像はマリに襲い掛かる裕美 (写真右) )





はい、こんばんわ遊星です!

こないだ正月に赤ちゃん連れて実家に帰ったときに

父親から 「いやーお前も赤ちゃん育てるのに忙しいだろー?」 と言われました。




アーダン育てるのに忙しいとは言えませんでした。

そんなホットでキッチュなL&M連載企画第3回!




L&M特別企画 ファイアーエムブレム聖戦の系譜

アーダン一人クリア

 

アーダン一人クリアのルール



さてさて今回もドドンとアーダン一人クリアをお伝えしちゃうわけなんですが、

実は当サイト、Amazon.comを導入しようとしたんですよ!

そう、あのサイトを経由して読者が買い物すれば数%のお金が入るあのAmazon.com!

ニュースサイトのゴルゴ31さんが月95万円は稼ぐあのAmazon.comですよ!

やったね! これで僕もお金持ち! これで僕もゴルゴさんと同じくAmazonジゴロですよ!

お小遣いを稼ぐぞヒャッホーイ!!

さてさてそのAmazon.comからの審査結果は!?






> Amazon.comをご利用頂きまして誠にありがとうございます。

>このたび当プログラムへの参加を申請いただいた貴サイトを拝見致しましたが、

> 残念ながら貴サイトは知的財産権を侵害しているため承認することができません。









・・・・・。 (゚Д゚ )



・・・こ、この企画か! この企画でゲーム画面をキャプチャしてるからいけないのか!!

ちっくしょうなんだよも〜! アーダン始める前に審査受ければ良かったよー!

で、このアーダン企画をとるかAmazon.comをとるかをしばらく考えた結果、

アーダン企画が終わるまではAmazon.comを導入することを控えることにしました

やはり男たる者、一度始めた企画は最後までやり通さないとね!

だからアーダン企画が終わるまではAmazon.comは封印!

この企画が終わるまではお小遣い稼ぎはなし! 企画が終わるまでお小遣いは延期!!






だからもう・・・ 早く終われよこの企画・・・!








まぁそれはそれとして、前回で序章をクリアしたので今回は1章のオープニングから。







エバンス城にエーディンの姿はなかった。
すでに公女はヴェルダン国内へと、
連れ去られた後だったのだ。


ヴェルダンは、深い森におおわれた国。
たびたび国境を荒らしたヴェルダンを
グランベルの人々は蛮族と呼んでいる。


今のヴェルダン王バトゥの代になって、
国境での戦いは止んでいた。
おだやかな性格のバトゥ王は、
野望にもえる息子たちをなだめ
グランベルとの和平を保っていたのだ。


しかし、その和平は
他ならぬバトゥ自身によって破られた。


バトゥ王は、三人の息子たちに
グランベル侵略の命を下した。
ジェノア城の次男キンボイス
マーファ城には、長兄ガンドルフ
そして末弟ジャムカ
森にひそむ蛮族たちが
シグルドを待ち受けている。


エーディンは一体、どこにいるのか、
バトゥ王はなぜ、戦いを望むのか・・・。
目の前にひろがるのは、
昼なお暗い、ヴェルダンの大森林。
精霊が住むという森に、
シグルドは足をふみいれようとしていた。










さて、以上が1章のオープニングです。

エーディン公女が連れ去られたため舞台がヴェルダンに移り、

ますます戦争が激化していくグランベルとヴェルダンの両国。

美味しんぼだったら 「まぁまぁこれでも食べてみなよ」 といって

料理で全て解決するのですが、

残念ながらこれはFEの世界なので暴力で解決するしかありません。













ヴェルダン国王の息子にはガンダルフ、キンボイス、ジャムカという3兄弟がいるわけですが、

ちなみにこの3兄弟のうち明らかに顔のつくりが異なる真ん中のジャムカ君。

彼はイケメンだけあって他の兄弟より善人で、味方になります。

ちなみにFE世界では一部の敵を除いてイケメン=善人(味方になる)、ブサイク=悪人という

ファミコン時代からの絶対に変わる事のない鉄の掟が存在し、

顔グラフィックを見ただけでそのキャラが善人なのか悪人なのかがわかる仕様になっています。

そう、FE世界ではイケメンは善人! ブサイクは悪人!

顔が悪けりゃ悪いほど悪人なのですよオヒョーヒョヒョ!!

その理論でいくとこのゲームの真の悪はアーダンなのですが、

まぁそこらへんは気にしてはいけません。













さてオープニングが終わると一人の金髪貴族がシグルドの城へやってきました。

彼の名はエルトシャン。 アグストリア諸国ノディオンの城主です。

わかりやすく言うとシグルドがいるグランベルが関東、ヴェルダンが中部地方だとして

エルトシャンは東北の秋田県知事だとでも思ってください。

で、そのエルトシャンが 「お前らなんでドンパチやってんの?」 と訪ねて参りました。













なんでもアグストリア (東北) はグランベル (関東) に野心を抱いており、

こんなとこでドンパチやってたら青森県知事が狙ってきちゃうよとのこと。

「え、そっちとも戦争になっちゃうの!?」 と、それを聞いてシグルド愕然。

ちくしょう、青森県め! チリ人妻に騙されたくせに! (関係ない)

そういうわけで昔、士官学校でシグルドとクラスが同じだったエルトシャンは

「お前の背後は俺が守ろう」 と青森県が攻め込んできても味方してくれることになりました。

持つべき者は友ですな。













さてそうこうしてるうちに敵の城 (その1) から大軍が出陣しました。

先発隊は次男・キンボイスが率いるヴェルダン精鋭のオノ部隊で、

いきなり13人で攻め込んでくるようです。

フッ、さすがは難しさで定評のあるファイアーエムブレム。 甘えがないぜ。

(訳 : おいちょっと待ってくれ! 待ってくれよ!)










  


と、ここで敵のお城に注目。 お城の前に女剣士がいるのがおわかりでしょうか?

彼女の名はアイラ。 イザーク国きっての凄腕の女剣士です。

なぜイザーク人であるアイラがこんなところにいるのかというと、

イザークの王子シャナンを人質にとられ仕方なくヴェルダンに手を貸しているのだとか。

おのれ、ヴェルダンめ! なんて卑劣なやり口でしょう!

この2人を助けられるかどうかは大将であるシグルドにかかっています。

さぁシグルド! 今回の貴方の采配は!?













 「よし、それでは今回の作戦を発表する!

  アーダンは城に篭城して敵を撃退、他の者は城の中で待機!

 「了解!」 「了解!


シグルド様の采配は今日も光っておいでです。













オラァー! 城に引き篭もってんじゃねー!

どたまカチわってやる!


もはや1マスたりとも動けないくらい大勢の敵に囲まれるアー様。

アー様、絶対絶命のピンチ! どうしていつもアー様だけこんな目に・・・。

それにしてもすごい敵の数です。 人ってこんなにも集まれるものなんですね。

昔、自分のサイトでオフ会を開いたところ参加者がゼロだったという

NO−FUTUREのサカイさんに見せてあげたい光景です。













しかし、アー様も別にただボーッと敵を待っていたわけではありません。

そう、闘技場!! この1章から使えるようになった闘技場でレベルアップしていたのですよ!

闘技場では用意された7人の相手と闘うことができ、勝てばお金と経験値をGET。

見事7人全員に勝ち抜けばなんと合計17500Gももらえます。

敵が自軍のお城に来る前に、さっさと稼いじゃいましょう!










  


そしてアー様、無事7人抜き達成! お見事ですぞパチパチパチー!

途中、エミールとかいう風の魔法使いにアー様が30人ほど殺されましたが、

何度も何度もやり直すのはFEでは当たり前の世界です。

むしろ30回しか殺されてないのかと胸を張りたいくらいですよ!













そういうわけでレベルアップしたアー様。 今までのアー様とはわけが違います。

今までのがただのアーダン(無印)だとしたら

今のアーダンはいわばアーダン・マックスハート

もしくはアーダン 〜2nd Season〜 と呼んでもいいでしょう。 (いやだよ)

というわけで、お城の回避値もあり一人とはいえ互角の戦いを続けます。













ガキーン! ザシュッ!!

多勢に無勢ながらも、一人必死で闘うアー様。

お城には他の仲間達がおり、アー様が負けると全員皆殺しにされてしまいます。

出撃できないとはいえ、きっとお城のみんなもアーダンを応援しているに違いありません。

仲間のためにも、頑張れアーダン! 負けるなアーダン!













おっしゃー目的地ハワイに一番乗りー!

へへっ、和歌山の物件を買い占めてやったぜ


お城では桃鉄大会が始まりました。













さてアーダンが頑張っているその頃、敵の城(その2)から逃げる3体の人影がありました。

その人影はさらわれたはずのエーディン公女、そして敵であるヴェルダンの第3王子、ジャムカ。

 「キミは逃げるんだ、エーディン
 「貴方もいっしょに
 「俺はこの国の人間だ。 いっしょには行けない

どうやらジャムカが捕まったエーディンを逃がそうとしているようです。

ふむ、敵の中にも話のわかる人間がいるのですな。










  


エーディンといっしょに捕まっていた盗賊のデューに彼女を託し、ジャムカは去っていきます。

さすが、他のブサイク兄貴達と違ってイケメンのジャムカはいいヤツです。

そう、冒頭でお話した通りイケメンは善人なのです!

わざわざ逃亡補助してくれるだなんて、このジャムカは使えるヤツですよ!!













「なに、逃げただと!? てめえら取り戻してこい!

 抵抗すれば殺してもかまわねぇぞ!!













ワー ワー


ジャムカの逃亡補助はバレバレですごい数の追っ手が現れました。

つ、使えねーなジャム男!!

この人数を逃げ切れってのかよ! 大人しく城で捕まってた方が良かったよ!

それにしてもすごい敵の数です。 人ってこんなにも集まれるものなんですね。

昔、自分のサイトでオフ会を開いたところ参加者がゼロだったという

NO−FUTUREのサカイさんに見せてあげたい光景です。













そんなわけで追っ手から逃げ続けるエーディンとデュー。

本来ならば2人とも別に見殺しにしてもいいのですが、

彼女達を殺すと実はある理由でアーダン一人クリアが達成できなくなります。

アーダン一人クリアのルール参照)

なので、彼女達を無事に自軍のお城へ入れてあげなくてはいけません。










  


そしてようやくエーディン&デューが無事に入城。

ちなみに画面上では2人とも簡単にお城にはいってますが

実際はエーディンとデューが敵の攻撃を避けつつ城に入るまでに

なんだかんだで40分近くかかりました。 もう何回リセット押したことか。

今考えたらデューは死んでもいいからオトリにして、

エーディンだけでもお城に逃がす、という戦略の方が楽だったなぁ。

(3章でブラギの杖というアイテムが手に入り、味方一人を生き返らせる事ができる。

 エーディンはアゼルと恋人にならなきゃいけないから殺しちゃダメ)













その後もアー様はたった一人で獅子奮迅の活躍を見せ、

先発隊のボスであるキンボイスを撃破。 ヤター!

キンボイスはその暴力性で付近住民から恐れられているとのことなので、

これで村のみんなも喜んでくれてるに違いない! 人助けは気持ちがいいねアー様!

よーし早速村の人達に話を聞きに行こう!!













ちなみに敵の先発隊を撃退し終えた時点でのデータがこちらで、

気がつけばお城から一歩も出ないまま40ターンが経過。

村なんかとっくに滅ぼされてます

幼馴染みのエーディンを助けるためなら村なんてどうでもいいというこのシグルド采配。

来年の巨人の監督を狙えるかもしれません。














村が滅ぼされたって? いやだなぁ、盗賊の仕業なわけないじゃないですか。

あれは神隠しですよ。


度重なる上司 (シグルド) の嫌がらせから自己を守るべく、

アー様は物事をポジティブに考えるようになりました。

アー様は焦点の合わない目で鋼の剣を持つと、次に敵の城を狙いにいきます。

自軍の城を南下していくと、そこには敵の城(その1)がありました。

むっ、この女剣士は・・・













オープニングで登場した女剣士、アイラ。

彼女は自国イザークの王子・シャナンを人質にとられているため

止む無くヴェルダンに手を貸しています。 これは可愛そう!

なんとか2人を助けなくてはいけません。













それに彼女、実は味方にするとなんとアーダンの恋人候補になります。

これだけ立派なスキルを持つ彼女。 アーダンと恋人になり子供を作ったら

それはそれはもうめちゃ強い子供になること間違いなしですよ!!

こりゃもう味方にするしかない! そしてアーダンと恋仲になってもらおう! そうしましょう!

いやーおめでとうアーダン!! ヒューヒュー!













でも殺す。


フフッ、アーダン・・・ お前にゃ恋人は作らせないよ・・・。

当たり前じゃないですか! ちょっとみんな、何言ってんの?

あのねぇ、こっちはねぇ、生まれてからずっと全然女にモテた事ないんですよ!

女にモテたいんですよ! でもモテないんですよ!

その俺がなんでゲームのキャラに恋人作らなきゃいけないんですか!

人間は常に一人ですよ! だから恋人なんて作らせてやらないんですよ!

フフッ、アーダン・・・ これからも一人で頑張ってもらうよ・・・。













そういうわけでアイラは死にました。

あぁ、かわいそうなアイラ。 まぁ誰が悪いかっていうとアー様でもなくシグルドでもなく、

過去に俺を好きにならなかった女性達が悪いのです。

人の恨みはこうやって徐々に大きくなって争いに発展していくのですね。

まぁアイラが死ぬ前に彼女の流星剣でアー様4回ほど殺されたんだけど、

そのアイラもアー様の前に倒れました。

数々の闘いを経てレベルアップしたアー様の前にもはや敵はいません。

止められるとしたら任天堂からの苦情メールだけです。

目の前のお城のボスもさくっと倒してアー様の作業は終了。

あと制圧するだけなので、ホラ、出番だよシグルド様!! シグルド様ー!!













ムッ、私のかわいい部下が呼んでいる! 桃鉄などしている場合ではない!

 アレク、後を頼んだぞ!!

ちょ、なんすかこの借金の額は!!


どうやらダントツビリだったようです。













「ふぅーやっと到着したよ。 いやーそれにしても強いねぇアーダンくん〜。

 このままアーダンくん一人で敵をぱぱーっと全滅させちゃえば僕たちの天下だね!

 ほら、勝機が見えたでしょ?」


お前が正気かよ!


アーダンはなんだか転職情報誌を買ってきたくなりました。













というわけでシグルドが敵の城 (その1) を制圧。

中に入るとイザークの王子、シャナンがアイラの帰りを待っていました。

アイラは!? ねぇ、アイラはどこなの!?

しかしアイラはもうこの世にいません。

この年端もいかぬ子供に対し、シグルドはどう答える!?













え〜っと・・・ 僕は止めたんだけど部下のアーダンってヤツがね・・・

 いや、うん、僕は止めたんだけどね


アーダンはなんだか金属バットを買ってきたくなりました。









次回予告>


  


屍肉が重なり、血で血を洗う。 更に争いが激化する自然が豊かな国、ヴェルダン。

その奥では一人の暗黒魔道士がヴェルダン王家を操っていた。

暗黒魔道士はなぜ戦争を引き起こしたのか? 精霊の森でシグルドが出会った少女とは?

この企画思った以上に時間かかるし更新が辛いので

そろそろ任天堂から苦情メールがきて終わってくれないだろうか?



次回、アーダン一人クリア第4回、

いざとなったら俺が任天堂にメール出そう』 をお楽しみください。







アーダン一人クリア(第四回) Update:2006/1/14(土) 16:00





前回のあらすじ>

 グランベルに突如攻め込んできたヴェルダンの軍勢をなんとか撃退し、

さらわれたエーディン公女を助けるべくヴェルダンに出撃したシグルド軍。

数多い蛮族兵の前に立ちはだかるはたった一人、シグルド軍所属のアーダン。

そう、彼一人なんですよ! 相手はいっぱいだってのに彼一人なんですよ!

彼は弱いながらも頑張っている! あの野に咲くタンポポのようにたった一人で頑張っている!

野に咲くタンポポのように!

野に咲くタンポポのように!

野に咲くタンポポのようにたった一人で頑張っているんですよ!

僕達ぁねぇ! なんでそんなロックを愛するバカな男を応援するかっていうとねぇ!

戦争とはこんな無益なものだっていう熱いソウルを訴えたいんですよ!!

愛! とぉ! 平和ぁ!! 愛! とぉ! 平和ぁ!!

それでは聴いてください。 サンボマスターで、『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』。

ジャジャーン (ギター)。 涙の中にかすか〜な〜♪








はい、こんばんわ遊星です! そんなわけで今日もいきましょう!

いま世界中の一人クリア業界でも話題騒然のこの企画!






L&M特別企画 ファイアーエムブレム聖戦の系譜

アーダン一人クリア

 

アーダン一人クリアのルール




さてさてまた今回も始まりましたこのアーダン一人クリア。

おかげ様でいろいろなニュースサイトの方からご紹介して頂きました。 本当にありがとうございます。

いやーうれしいですね! こうやってこの企画が人気出てきてくれたらうれしいですね!

人気! 人気! 人気が出たらうれしいな〜ルンルン♪

ちなみに現在この企画にどのくらい人気があるかというと

ジャンプでいうと大泥棒ポルタくらいなので、

もう2、3回後には美味しい立ち食いソバを紹介するコーナーが始まります。

打ち切りだよ!? もうこのままじゃ打ち切られちゃうよ!!

たとえ途中であってもジャンプと同じシステムなので、慈悲などカケラもございません。

まぁとりあえずこのまま打ち切りになるとしたらあと2、3回で終わらせないといけないので、

次回は突然舞台が3年後に飛びます

え? じゃありません。 『旋風の橘』 の打ち切り間近で玉竜旗大会をすっ飛ばしたように、

このアーダン一人クリアも途中経過をすっ飛ばします

主だったボスは仲間割れで死んだことにします。

敵も味方も次々と死にます。 時間がないんで仕方ありません。

ラスボスも 「アーダンの前に敗れ去った」、とナレーションの一言で済ませます。

最後は年表

なお真の最終回は 『アーダン一人クリアFINAL』 『アーダン一人クリアピリオド』 として

赤丸L&MことUso8ooの方で連載されるので後はそちらでお楽しみください。

どうもありがとうございました







まぁそれはともかく、アーダン一人クリア第4回。

1章の後半から開始です。







  


前回の闘いで女剣士・アイラを殺してしまったシグルド軍。

城を制圧してみると人質として囚われていたシャナン王子がアイラの帰りを待っていました。

アイラが死んだということで、動揺するシャナン。

シャナンはまだ子供です。 ここで大きなショックを与えてはいけません。

ここはひとつ、シグルドさんが大人の交渉術でもってシャナン王子を落ち着かせましょう。













「まさか・・・死んじゃったの? お前達が殺したのか!?」


「すまない、そんな事情があったとは知ら・・・」


おいシグルド、おっぱい見せろ!


え!?


おっぱいだよ! 早く!!


「は、はい・・・」











 ・・・パサッ・・・・・。


「シャ、シャナンくん・・・ やっぱりやめましょう、こんなこと・・・ ね?」

「ダメだ! だったら今すぐアイラを生き返らせてくれよ!

 ア・イ・ラ! ア・イ・ラ!















「なんか時間かかりましたねシグルド様。 あれ、なんか顔色が悪いですけど・・・」

「アーダン・・・、俺はもうお前が知っているシグルドじゃないんだよ・・・

ど、どうしたんですかシグルド様!?


彼は彼で大変のようです。













「いやだって言ったのに・・・ いやだって言ったのに・・・

 キュウリを、キュウリをあんな風に使うだなんて・・・!

「げ、元気出してくださいよシグルド様!」













「ハッ! どうせ俺はヨゴレだよ! ヨゴレ貴族のシグルド様だよ!

 はーいご町内の皆さーん ヨゴレ貴族のシグルド様ですよー!

 アーダン! お前だってそう思ってんだろ!? 酒持ってこい酒!!」

見てないで手伝ってくださいよ!!


どこの世界でもダメな上司を持つと部下は苦労するのです。













さてダメな上司は置いといて、攻略に移ります。

いくらヴェルダン族が強敵とはいえ、LV19、鋼の剣を装備したアー様の敵ではありません。

次々と待ち構える敵を倒し、ついに敵の城(その2)まで攻め込むことができました。

迎え撃つはだんご3兄弟の長男、ガンダルフさん。

最初にエーディンをさらったあの男です。


ちくしょう、女には逃げられるし城は攻められるし、俺は何て不幸なんだ!


小物っぷりがバクハツなガンダルフ兄さん。

僕の中で高感度アップです。













で、彼とチクチク戦っていたところアー様がついにLV20に到達!!

LV20といえば!? そう、クラスチェンジが可能になったのですよ!!

今まで クラス:ソードアーマー という剣しか装備できなかったアー様がついに

ジェネラルという上級職へとクラスチェンジできるのです!

クラスチェンジは自軍の城でしかできないということなので、

ガンダルフ兄さんはほっといて今すぐ自軍の城へ戻りましょう!!













酒だぁ酒〜 酒を持ってこい!(ヒック)

 人間〜なんてララ〜ラ〜ララ〜っとくらぁ!(ヒック)



もう彼にはかける言葉が見つかりません。










足が遅いながらもえっこらえっこら自軍の城に戻ったアー様。 もちろんクラスチェンジですよ!

そして・・・・・



















アー様、ジェネラルにクラスチェンジ完了!!

見てくださいよこのアー様の勇姿! 過去の弱そうだったアー様がウソのよう!!

あの丸丸っとしててイモ虫の親分みたいだったアー様が

今やジェネラルですよジェネラル! 筋肉UPですよ筋肉UP!

ドーピングコンソメスープ! ドーピングコンソメスープ!













見てください、マップのユニットグラフィックもカッコいい!

今まではいかにもどんくさそうなフォルムでガンタンクっぽかったけど、

今やもうサザビーですよサザビー! (青いけど)

銀の剣という名のヒートホーク! 大盾という名のファンネル!

こりゃ地球連邦軍もうかうかしてられませんぞ。 なんせこっちはサザビーですからね。










そ、そうだ! 外見がこんなにカッコよくなったのです!

きっと顔グラフィックもカッコよく変わってるに違いないですよ!

アー様! 顔を見せてアー様!!













・・・・・。

そうだよな・・・。 現実はそう甘くはないよな・・・。













さて気を取り直してジェネラルになったアー様のステータスがこちら。

わかりにくいですが全体的にパラメータがUPした上に、スキル「大盾」が付きました。

(「大盾」 のスキルはレベル数×%の確率で敵の攻撃を無効にする)

さらに武器LVが今までは

剣 B

とせいぜい鋼の剣しか装備できなかったのが、クラスチェンジ後は

剣 A 槍 A 斧 B 弓 B

になりました! これでアー様の装備できる武器の範囲が広がりましたよ!

剣レベルもAになったことで、銀の剣も装備可能!













アルヴィス・・・ お前が傷だらけになりながら託してくれた銀の剣、

このアーダンが大切に使わせてもらうよ・・・!


(将来のライバルっぽく)










アー様、ジェネラルとなって初戦闘。

この重厚なフォルム、そしてたなびくマント・・・。 あぁ、かっこいいよアー様・・・。













・・・な・・・なんてことだ ・・・グフッ


そんなわけでガンダルフ兄さんをさくっと撃破。

女には逃げられるし、城は攻められるし、命まで奪われた不幸なガンダルフ。

まぁ仕方ありません。 FEの世界では人の命はウインドの魔法よりも軽いのです。













くれ〜なずむ〜 街の〜(ヒック)

 ひか〜りと〜 影の〜中ぁ〜

「ホラこっちですよシグルド様! コラ! パンツをそんなとこにしまっちゃいけません!」


酒飲んで電柱に話しかけているシグルドを連れて敵の城へ向かうアーダン。

で、シグルドさんはこの後敵の城を制圧するわけですが

そこではシグルドさんに運命の出会いが待っていました。

ちょっとそこの一部始終を見てみましょう。









ディアドラ:
 「いやっ、はなして下さい!」

男:
 「へへー、いいじゃねえか。
  ちょっとくらいつき合ってくれてもよぉ」

 「わたしは早く村へ帰りたいの。
  おねがいです、わたしにかまわないで」

 「うるせえな! ごちゃごちゃ言ってると
  ひどいめにあわすぞ!」




シグルド:
 「おい、おまえ達、何をしてる!その娘を放せ」

 「なんだよ、貴様!
  ・・・げっ、もしやあんた、グランベルの聖騎士!?」

 「わかったなら早く行け。 私はきさまらの様な連中が一番嫌いだ。
  その娘に謝って早く私の前から失せろ!」

 「わ、わかったよぉ・・・すまんな、ねえちゃん。
  ちょっとからかっただけなんだ、許してくれよ」





 「大丈夫かい、ケガはない?」

 「はい・・・ありがとうございました。
  シグルド様・・・」

 「えっ 私の事を知っているのかい?」

 「少しまえ、このお城でエーディンという女の人とお会いして・・・」

 「エーディンが私の事を話したのか」

 「はい、だからすぐにわかりました。 想像していた通りの方だから・・・」

 「きみは・・・名はなんと言う?」

 「・・・ごめんなさい ・・・わたし・・・もう行かなくては・・・」

 「あ、待ってくれ! もう少しだけ話を」

 「・・・ホントにごめんなさい。 お会いできてうれしかった・・・」

 「え、いったいどういうことだ? 待ってくれ! あっ・・・」


<ディアドラが精霊の森に帰る>










はい、そういうわけでね、不良に絡まれてる少女を助けて一目ぼれしましたという

宮沢りえが全盛期の頃みたいな恋愛ドラマを見せられたわけなんですが、

ともかく謎の少女ディアドラはそのまま森へと消えていきました。

彼女は何者なのかシグルドが呆然としていると、町の長老が現れて

あの娘は精霊の森の巫女で、下界の者と交わると世界に災いが起こる、と教えてくれました。

ほほぅ、世界に災いが起こるとな。 そんな危ない娘っ子に構っていたら命がいくつあっても足りません。

それに我らは戦争の真っ只中。 色恋沙汰などもってのほかです。

さぁさシグルド様、先を急ぎましょう!










なぁ、アーダン・・・




ホエ? (´д` )




恋って・・・ いいよね・・・




えぇー!? ( ゚Д゚)














「やっぱ世の中恋だよな恋! 恋こそ青春だよ青春!

 青い春と書いて青春! あ、でも春を売るって書いちゃダメだよプププー!(笑)

・・・・・。


元気になったはいいが余計ウザくなったシグルドを置いて、アーダンは敵の本城へと進みます。













その頃敵の本城ではジャムカと父親であるヴェルダン王が言い争ってました。


親父、これだけ言ってもまだきいてはくれないのか!
 もうこれ以上戦うのはやめてくれ


しかしのう、もともとはグランベルが攻め込んでくるというから
 ガンドルフの出撃を許したのだ。 わしは最初から戦うつもりなどなかった


それもあのサンディマとかいう魔法使いの話だろ?
 親父も兄貴達もあいつを信用しすぎる。 みんな奴にだまされているんだ!



話を聞いてみると、どうやらサンディマとかいう魔法使いが

ヴェルダン王にウソを吹き込み、戦争を仕掛けさせたようです。













その魔法使い、サンディマが登場。

サンディマは王にとっととジャムカにシグルド軍を撃退してくるよう促し、

結局ジャムカは王を止められず出撃する羽目に。










  


そして邪魔者がいなくなったサンディマは王を殺し、ヴェルダン城を制圧してしまいます。













そしてこのゲームの真の黒幕・マンフロイが登場。

どうやら戦争の裏では彼らが崇める暗黒教団・ロプト教が動いているようです。

彼等の目的は精霊の森の巫女・ディアドラを探すことらしいですが、

ともかくアーダンの前にまた恐るべき敵が現れました。










  


父の死を知らず、必殺の弓・キラーボウを携えシグルド軍に向かってくるジャムカ。

ジャムカ以外の王家の者はすでに死んでしまっているので

彼が死ぬとヴェルダンは滅亡してしまいます

国を救ってあげるには彼を仲間にすればいいわけで、

そのために必要なキャラはエーディン。 エーディンで説得すれば彼も心変わりしてくれるはず。

ジャムカだって騙されているのです。 話せばわかってもらえるはず。

じゃあエーディンを呼びましょう。 エーディン! エーディーン!













そういやエーディンはお城の中でした。













じゃあ仕方ないよね。 KILL!! (ザシュッ)

あわれジャムカはお星様となり、ヴェルダン王家はここに滅びました。

それもこれもあの魔法使い、サンディマとやらが何から何まで全てまるっと悪いのです。

うーんゆるさないぞサンディマー。













更に進むといよいよ残り少なくなったヴェルダン軍が襲い掛かってきますが、

銀の剣 (攻撃力14) を手にした我らがアー様の敵ではありません。

ただでさえ強くなったアー様なのにこの銀の剣と威力でさらに攻撃力UP!

まさに鬼に金棒、ジャムカにキラーボウですよ!

あ、ジャムカはもう死んじゃいましたね! (ひどい)













ジャムカが年をとったらジャムおじさんって呼ばれるのかなぁなどと考えていると、

目の前にヴェルダン城がそびえ立っていました。

いよいよ今回の黒幕である魔法使いサンディマと対戦です。

今まではオノ使い、弓使いがばかりが相手で魔法使いと戦うのは初めてのアー様。

しかしアー様の活躍をヴェルダン全域に轟かせるためには、こんなヤツに負けるわけにはいきません。

アー様の鬼神の如き強さ、しかと見よ!!









ザシュッ




ドシュッ

















GAME OVER


アーダン!!












  


その後、15連敗。


アー様は魔法防御が低く相手の魔法攻撃1発で瀕死になる上に、

敵の城の回避率もあってこちらの攻撃がほとんど当たりません。

右の画像を見てわかる人はわかると思いますが、敵の命中率が96%、ダメージ値が31。

アー様のHPは50ちょいなので2ターンで確実に死にます

なんたること! 魔法使いには苦戦すると思っていたがここまでとは!

今までの相手はほとんどがオノ使いばかり。

楽勝ムードだったのは剣を使うアーダンの方が武器相性で有利になってただけで、

本来のアーダンの実力ではここが限界なのかもしれません。













さらに挑んでも、ただただ死に続けるアーダン。

アーダンの目にはこれまでの冒険が走馬灯のように浮かび上がりました。

ここまでか!? アーダンの冒険はここまでなのか!?











  


その時アーダンはジェネラルへとクラスチェンジした瞬間を思い出しました。

それまで誰にも見向きもされなかった地を這うイモ虫が、

華麗なる蝶へと変身した瞬間です。

アーダンの手に少し力が戻りました。












そして16回目のとどめを刺すべく、サンディマの魔法が襲い掛かったその時!













行けぇ! ファンネル!!


ガキィン!


大盾発動!! 相手のダメージを全て無効化!!

この機を逃してはならない! 続いてアーダンのターン!

霜天に坐せ! 銀の剣!!













サンディマ撃破。

ヴェルダン城攻防戦は、永い闘いの末アーダンの勝利に終わりました。

アー様、おみごとー!!





はい、イベントが多くストーリーを追うだけでも長い1章後半が終わりました。

後はシグルドで城を制圧すれば2章に進むわけですが、ここでちょいと普通と違うプレイを。

普通のプレイではサンディマを倒す前にシグルドが途中にある精霊の森を通過し

現れた精霊の巫女・ディアドラをシグルドが口説き恋仲となるわけですが、

実は先にサンディマを倒してからシグルドが精霊の森を通過すると

なんとシグルドの口説きセリフが変わります


それでは最後にですね、見ているこっちが恥ずかしくなるくらいの

FE界の夜王ことシグルド流口説き落としテクニックを皆様にご紹介して、

今回のアーダン一人クリア・第4回を終了したいと思います。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

管理人 遊星













シグルドが精霊の森を通過する






ディアドラ:
 「待って・・・シグルド様・・・」

シグルド:
 「ディアドラ!? ・・・そうか! ここがきみの住む精霊の森なのか!
  良かった、本当にもう会えないのかと思っていた」

「サンディマが倒されたとききました。
 私はあの男に見つかるのを恐れていました。
 サンディマは地下の暗黒教団が私を捜すためにヴェルダンに送ってきた暗黒司祭なのです」

「地下の暗黒教団・・・
 ・・・・・いったい、なんの事だ?」

「私にも、くわしいことは分かりません。
 でも私を育ててくれたばばさまが亡くなるまぎわに話してくれました。
 この世界のどこかに暗黒神ロプトウスを奉じる教団があって、
 滅びたはずの暗黒神を復活させようとたくらんでいるのだそうです」

「ああ、そのうわさは私も聞いたことがある。
 でもその教団が、なぜ君を狙う?」

「私の血の中には暗黒神が眠っている・・・
 彼らは私を利用してロプトウスを復活させようとしているのです。
 ・・・だから見つかってはならないとばばさまは言い残しました。
 私は人と交わってはならないのです・・・」

「・・・そうか・・・そんな事が・・・
 だからいつも逃げるようにして私をさけていたんだね」

「好きになるのが恐かった。・・・忘れようと努力しました。
 でも、だめだったの。
 ・・・あなたを失いたくない。
 ・・・もう・・・どうしていいかわからない・・・」


「ディアドラ・・・、君がみずからの運命を恐れる気持ちはわかる。

 だけど怖がっているばかりではなにも生まれない。

 私がきみを守ってみせる。 たとえどんな事があろうときっと守ってみせる。

 ディアドラ、二人の気持ちが同じならなにも恐れることなど無い筈だ。

 神よ、もし私達の愛が罪だというならその罰は私一人に与えよ!

 私は誓う! たとえこの身が切り刻まれようと

 決して後悔などしない!

 わが愛しきディアドラを神よ・・・どうか永久に守りたまえ!


「ああ、シグルド様・・・」














次回予告>



  


エーディン公女を救うために始まった戦争は、ヴェルダン滅亡という形で幕を閉じた。

しかしその機を狙いアグストリア諸国が兵を挙げる。 再び剣をとり戦うアーダン。

果たしてこの戦争の行方は!? アグストリアでアーダンを待つ強敵とは!?

最近自分の自由な時間を全てこの更新に充てているせいか

気がつくとアーダンのステータスとかアーダンの装備とか

そんなことばかり考えるようになった自分は大丈夫なのか!?



次回、アーダン一人クリア第5回、

最近、ヨメと子供の顔がアーダンに見えてきた』 をお楽しみください。






アーダン一人クリア(第五回) Update:2006/1/28(土) 14:00


 ピッ


 ピッ


 ピッ


 ポーン
















「「「 TVの前の皆さん、こんばんわぁ〜〜! 」」」


「寒い冬を彩る音楽の祭典、CDTVの時間がやってまいりました!」

「先週トップの宇多田ヒカルちゃんをGLAY、EXILEがどこまで追い上げるかに注目だよぉ〜!」

「月イチ恒例TOP100もあるのでお見逃しなく〜〜♪」

「それではランキングに入る前にまずはこのコーナーから!!」

(ジャジャン ジャン ジャジャン)



  GUEST LIVE
       1




「GUEST LIVE1組目はCDTVではお馴染み、世界のGaっくんの登場で〜す。

 実力派シンガー、Gaっくんの事はもちろんみんな知ってるよねぇ〜!」

「Gaっくんが今回歌ってくれる 『アーダン一人クリア』 の主題歌

 なんでも作詞に2ヶ月かかったという本人絶賛の自信作らしいよぉ〜!」

「Gaっくんの踊る超セクシーなダンスにも注目なんだって〜!」



「「「 それではGaっくん、よろしくぅ!! 」」」


















CDTVをご覧の皆さんこんばんわ。 Gaっくんです・・・。
えー、なんとですね・・・ 僕が歌う 『アーダン一人クリア』 の主題歌でお馴染みの
あの曲がですね、今週ニューシングルとして発売されました・・・。

そんなわけでね、今日はTVの前の皆様にも聴いて頂きたいと思います。
なかなかシックな感じに仕上がったのでね、聴いてもらって、
気に入って頂けたらと思います。

それでは、どうぞ・・・。






















『来てよアーダン』

 作詞・作曲 Gaっくん
 唄      Gaっくん










 (アーダン アーダン ア――ダン!)


遠くで呼んでる 声がする

「来てよアーダン 僕のところへ」

「来てよアーダン 私のところへ」

心揺さぶる合言葉


(アーダン アーダン ア――ダン!)


行くよ待ってて 友達になろう

手と手 心と心 つないで 皆で行こうよ! あの城へ


「来たよ僕アーダン」

(ア――ダン!)











(セリフ)

 「手斧って、なんで投げたら戻ってくるのかなぁ」














 PL学園 永久に
 
 向上の道 進むなり

 ああ PL PL 永遠の学園

 我が母校













ジャーン・・・・・。





「センキュー!」





































それでは今日も行きましょう! 世界のGaっくんも応援しているというこの企画!





L&M特別企画 ファイアーエムブレム聖戦の系譜

アーダン一人クリア

 

アーダン一人クリアのルール



というわけでね、いきなりパーマンの替え歌で始まりましたこのアーダン一人クリア。

パーマンの部分をアーダンに変えただけなんですが、如何だったでしょうか。

歌詞にもアーダンのやる気が表れてますよね。


「来たよ僕アーダン。」


正直来なくていいわけですが、それでも彼はやってきます。 徒歩で。

迷惑な話ですよね。

あとこないだこの企画をとっとと進めるべく深夜にFEやってたら、

なんかヨメがもぞもぞ起きだしてきて画面見て一言、


「え、なにこれ、味方一人しかいないじゃない。 こういうゲームなの?」








こういうゲームだよ。









まぁそれはそれとして、今回は2章のオープニングから。








ヴェルダン王国を制圧したシグルドは、
バーハラ城からの命令に従って
国境の城、エバンスの城主となり、
ディアドラを妻にむかえた。


グランベルによるヴェルダン制圧は
アグストリアに大きな混乱をもたらした。
アグストリアの諸公たちは、強い反グランベルの意思を示し
あくまでも和平を重んじたアグストリアの賢王イムカは
何者かの手によって暗殺された。


代わって国を継いだのはイムカ王の長子、
シャガール王子だった。
グランベルの国軍はいまだ、
はるか東のイザークにある。
シャガールはアグストリアの諸公に
ヴェルダン侵略の命をくだした。


エバンス城を守るシグルドは再び、
戦いの真っただ中に立たされた。










はい、そういうわけで第2章、アグストリアの動乱です。

前回までのヴェルダン国ではオノ使いと弓使いが相手側のメインでしたが、

今回の敵はアグストリアの正規軍。 ナイト系、アーマー系、魔法使いといった

非常にバラエティに富んだ敵と戦うわけであり、

こちらとしてもこれまでのような力技で押すのではなく

いろいろと戦術を組み立てていかねばなりません。

そうですよね、シグルド様!!













あぁ、ディアドラ・・・我が愛しの人よ

 ついに運命の日は来たり・・・

ちょ、シグルド様。 悪い物でも食べたんですか?


シグルドは前回出会った巫女、ディアドラと結婚して浮かれまくってました。

というか出会って数日で結婚て! 手が早いなシグルド様!!

さすが、FE界の夜王と呼ばれた男です。

ただ私の経験から言わせてもらうと、結婚はもうちょっと相手の性格とかよく考えて(以下略













ラケシス、俺はアグスティへ向かう。

 愚かな挙兵などやめるようシャガール王にお願いする



その頃、アグストリアの領主であるノディオン城のエルトシャンが

「戦争なんてダメだ! ちょっと王に会ってくる」 と言って出かけようとしていました。

シグルドとエルトシャンは親友同士です。 友と戦うことなんてできません。










  


なおこのエルトシャン、実は前回の第1章でも同盟軍として戦っています。

第1章でシグルド軍がガンダルフ兄さんと戦っている頃に

アグストリア軍がシグルド軍を背後から襲おうとするのですが、

エルトシャンが部下を連れて現れアグストリア軍を撃退してくれるという

実に友情パワー溢れる活躍を見せてくれたのです。

すごいやエルトシャン! 強い! かっこいい! ヒューヒュー!!

でも第1章はイベントが多く全部紹介しきれなかったため、

エルトシャンの活躍は尺の都合でカットしました










  


「お待ちください、兄上! シャガール王はご自分のお父上すら手にかけたお方、

 そんな方に、何を言ってもムダです! それどころか兄上の身すら危険です」


戦争を止めるよう王に掛け合おうとする兄に対し

逆に兄さんの身が危険だ、と心配する妹のラケシス姫。

しかしエルト兄さんは妹を城に残し、

「俺の話術で戦争を止めたるで!」 とノディオン城を後にしました。













アルティシアよ、いい女になるのだぞ・・・

キャスバル兄さん!!


そしてシャガール王の下へ向かうエルトシャン。













「陛下、どうか挙兵はおやめ下さい! 戦争は民を苦しめ陛下のお名前まで貶めt

「うん、捕まえろ」


エルト兄さん、捕まる

どうやらシャガール王は前からエルト兄さんを気に入らなかったらしく、

これ幸いとばかりに彼を地下牢へ放り込んでしまいました。










  


「ラケシス様! エルトシャン王がアグスティでとらわれたとの報告が!」

「ああっ・・・だからあれほどお止めしたのに・・・」


古畑の犯人よりも簡単に捕まったエルト兄さん。

しかも事態は悪い事に、ノディオンの隣の城、ハイライン城のエリオット王子

この機に攻めてくるとのこと。

ラケシス姫が言うには、昔エリオットから求婚されたものの

あんなブサイク嫌です」と言って断ったから腹を立てているらしいです。

なにしてくれてんだアンタ。












エリオットの顔でも思い出したのか更にラケシス姫のテンションはヒートアップし、

「私はエルト兄様のような人でなければ好きにはなれないわ。

 兄様はかっこよくて魅力的で優しくて足が長くてまつ毛も長くて

 髪はサラサラだし肌はツヤツヤだし腰周りの筋肉なんて・・・イヤン★

 それに剣術も上手だし紅茶の飲み方だってウットリしちゃうし

 3日前の14時18分から15時32分に行った馬術なんてそれはそれは華麗で・・・



「・・・・・・・・。」













・・・それはよろしいのですが


エルト兄様の魅力を力説する姫様に対し

「・・・それはいいんだけど」 とうんざりしながら返す家来のイーヴさん。

きっとこの姫様の言う兄様ラブ!もいつものことで、

イーブさんも内心 「またかこのブラコン」 と思っていることでしょう。










  


ハイラインに連れ帰って、

 ラケシスを無理矢理にでも俺のものにしてやる!


エルトシャンがとっ捕まってるスキを狙い

ノディオン城を狙うハイラインのエリオット王子さんが出陣。

いいです。 私の好きな小物キャラ臭がプンプンします。













エルト兄さん不在のノディオン城にはラケシスと、

家来のパラディン3兄弟しか守備がいません。

ここでラケシスが殺されてしまうと次の章でエルト兄さんと戦うはめになるので、

(※エルト兄さんは魔剣ミストルティンを持っててアホみたいに強い)

ここは彼女を助けるべく迅速に行動致しましょう。













そんなわけでアー様はこれから出陣するわけですが、

前章の闘いでの活躍はここ、アグストリアにも響いていることでしょう。

なんてったってアー様は一人でヴェルダンを制圧した猛者ですからね。

きっと城から一歩出ただけで敵兵から 「ヤツだ! 殺戮魔王のアーダンだ!」 とか

死神アーダンが出てきたぞ!」 とかそういう畏怖の声が聞こえるに違いないですよ!!

カモンカモン! 畏怖の声カモン!













アーダンだ!

ディフェンスに定評のあるアーダンが出てきたぞ!













そういうわけでノディオン城へ向かうディフェンスに定評のあるアー様。

アー様を怒らせると怖いですよ。 なんせディフェンスに定評がありますからね。













その頃ノディオン城は敵から攻撃を受けている真っ最中でした。

ラケシス姫を守るパラディン3兄弟はなかなか強いのですが、

さすがに敵の数が多く少しづつHPが減っていく状態。

ノディオン城の陥落はもはや目前。 どうする! どうなる!?













このままではラケシス姫が危ない! その時パラディン3兄弟に動きが!

ぬぅ! このままでは姫のお命が危ない!!

 エヴァ! アルヴァ! あれいくぞ!!

おう!」 「おう!













な、なんじゃぁー! パラディン兄弟が突然肩を組み始めたぞぉー!


ぬうぅ! 恐ろしい奴等よ。 まさか壟義盾行布陣を使うとは・・・!


知っているのかノイッシュ












壟義盾行 〔りょうぎじゅんこう〕

戦国時代、屈指の名勝負として名高い武田信玄と上杉謙信の川中島の戦いの折、
上杉方の武将・直江兼続の斥候隊が武田方の弓部隊の待ち伏せに遭遇し
窮地に陥った時に考案された戦法。
死を決した四名の勇士が雨あられと飛来する矢に対し
互いにしっかりと肩を組み自らの体を盾として前進し突破口を開き、
後に続く味方が敵を全滅させたという
以後 その戦法は至高の陣形とされ盾となった四名は上杉家の軍神として讃えられた

(民明書房刊 『心に残る戦国名勝負100選』 より)
















「生半可な覚悟ではできないと言われるあの布陣を使えるとは・・・

 奴等、只者ではないでござる!


「フッ、俺達もとんでもない同盟軍を持っちまったもんだぜ」













ふー、やっと到着した。 さぁ今からはこのアーダンが相手だ!


アー様はジェネラルとはいえ移動力が5なので、戦場に到着するのが遅いです。

そして次々とアグストリア兵を倒していくアー様。 頑張れ! 頑張れアー様!!

あ、3兄弟は普通にやられました













一人奮闘するアー様ですが、敵は強いアー様ではなく弱いラケシスを狙ってきます。

(ラケシスは同盟軍扱いなのでプレイヤーは動かせない)

そのためアー様一人では守りきれず、攻撃されまくるお姫様。 女の子をいじめちゃいけません!!

というかエリオット王子、

ハイラインに連れ帰って、ラケシスを俺のものにしてやる!

とか言ってたわりにはラケシスを普通に殺します

いやいやいやいや。 手ごめにしろよお前。




何度かやってみたのですが、どうも相手側の思考ルーチンが

ノディオン城を優先的に狙うようで、アー様よりも城にいるラケシスが先に狙われます。

5回ほどラケシスが殺されたところでちょっと中断。 このままじゃ埒があきません。

ラケシスにシグルドで話かけると仲間になり自分で動かせるようになるので、

仕方ない、ここは一旦リセットして最初からやり直して、

ラケシスをどかせるためにシグルドにも出撃してもらいましょう。













「おーいシグルド様ー! 次はいっしょに出撃しますよー!」

え!?













いやだぁー! 戦場なんて行きたくないぃー!

 ディアドラといっしょにいるぅー!


これ! ワガママばっかり言うんじゃありません!!


嫌がるシグルドを無理矢理連れて、再びノディオン城へ向かいます。










  


シグルドで話かけてラケシスを仲間にした後、2人を安全なところへ避難。

これで敵はアー様を狙ってくるので、いつも通り戦いましょう。

ちなみに初めて戦うこのナイト系の敵ですが、

8マス動ける上に再行動までするのでうっとおしい事この上ありません。

しかも敵の数が3騎まで減る or 自分のHPが減るとエリオット王子は自分のお城へ避難。

そしてまた10騎の援軍を連れて戻ってくるのです。 ムキョー!













そんなわけで2回くらい援軍を呼ばれてしまい、無駄に戦わされるアー様。

なんやねんこのバカ王子! 援軍を呼ぶとは調子こきやがって!

馬にも乗って! 調子にも乗って!

ノリにノってるノリノリボーイやなぁ。 (おばちゃんかなわんわ)













アー様の攻撃が3回当たればこのバカ王子は倒せるので、

敵の攻撃&アーダン反撃(1) → 敵の再移動がアーダンの移動範囲に入るよう調整 →

アーダンは近づかず、また敵の攻撃&アーダン反撃(2) → 次のアーダンのターンで攻撃(3)

と調整して合計3回の攻撃を狙います。

移動力のないアー様はナイト系の敵は苦手なのです。













ぐふっ! 何者だ貴様・・・!

「女の子をいじめちゃいけないって学校で習わなかったのか?

 学校のルールを守れないヤツは

  社会のルールも守れないんだよ by 嶋大輔!













そんなわけで苦労したけど、かなりの数のナイト系を倒したアー様。

ちなみにこのゲームでは敵を一人倒すと武器に ”★×倒した人数” が付き、

同じ武器で★50を達成すると、なんと一定確率で攻撃力が2倍になる

「必殺」のスキルが武器に付きます

つまり同じ武器を使い込めば使い込むほどいいわけですね。

アー様はこの銀の剣と、エリオットから奪った銀のヤリを鍛える予定です。














ナイト系部隊の次は、アーマー部隊との闘いが待っています。

機動力・素早さこそ低いものの他ユニットに比べ圧倒的な防御力を誇り、

生半可な攻撃ではダメージを与えることすらできません。

そうですよね、シグルド様!!













ふぅ〜んそう、ラケシスちゃんっていうんだ可愛いねぇ〜。

 あ、僕はシグルドっていってシアルフィの公子でねぇ


「は、はぁ・・・。」


大変です。 シグルド様が夜王モードに入りました。










と、その時!













プシュッ


痛だだぁー!


ラケシスとイチャイチャしていたシグルドに敵からアーチが飛んできました。

この遠距離攻撃できる砲台は一体!?













な、なんじゃぁー! 敵軍から巨大な矢が飛んできおったぞぉー!


ぬぅぅ! 恐ろしいことよ。

 まさか敵にあの武器を使える者がいるとは・・・!



知っているのかノイッシュ












論倶阿亜智 〔ろんぐああち〕

中国宋代(十二世紀)、隣国からの侵略に頭を悩ませた宋の国王は
武器職人として知られた論倶 (ろんぐ) と阿亜智 (ああち) の兄弟に
遥か遠くから敵を攻撃する事のできる砲台を作成させた。
論倶阿亜智と名付けられたその武器は飛行距離にして百里、
威力は鉄板5枚を貫くほどの恐るべき性能を誇り、
宋の国は瞬く間に勝利を収めることに成功したという。
また余談ではあるが、アーチが飛ぶ際に見る者の首が右へ左へ向くことから
子供達の間で 『アーチ向いてホイ』 なる遊びが流行った事は有名な話である。

(民明書房刊 『35歳から始めるロングアーチ』 より)















「遠距離から飛んでくる正確無比な矢はいかな達人といえど回避不可能・・・

 アーダン殿の生命が危ないでござる!


「なにぃー! 絶対絶命のピンチじゃないかー! どうするんじゃアーダン!?


待っていろアーダン! いま助けにいくぞ!!













えいザシュッ

ロングアーチは近距離には攻撃できないので、

近づけば簡単に倒せます。













「まさかあの武器にあのような攻略法が存在するとは・・・」

「フッ 俺達もとんでもないヤツを味方にしちまったもんだぜ」


もう帰れお前ら。












ドシュッ!!

敵のアーマー部隊の隊長も倒し、これで残すは敵の城主を倒すだけとなりました。

ブサイクに絡まれてたラケシス姫も無事だったことだし、エルト兄さんも喜ぶことでしょう。

ふぅ、人助けをすると気持ちがいいなぁ!!













「ふぅ、ちょっとここらへんで休憩するか。 うーん海はいいなぁ・・・

 でもやっぱ一人は寂しいなぁ・・・ 可愛い彼女でもできればなぁ・・・」



と、アーダンが海辺で一人愚痴っていたその時、なんと・・・・










彼に近づく影が見えました。

それはラケシス姫でした













「お隣り・・・ よろしいでしょうか・・・?」

「は、はははははい!! ど、どうぞ!!!」


突如現れたラケシス姫に、アーダンは緊張してしまいます。













「助けて頂き、ありがとうございました・・・。

 あの、お強いんですね。 それに、勇気もあって・・・」

「い、いやそれほどでもな、ないですよアハハハハ・・・」

「よろしければ・・・ また会って頂けませんか? お礼もしたいですし・・・」

え!?

「次は・・・ ぜひ・・・ お食事でも・・・」

!!??













この突然の出来事に、とまどうアーダン。


「なんかお礼を言われてしまった・・・

 しかもまた会ってくださいとかまで・・・ ど、どうしよう・・・。

 女の子となんて話した事ないのに・・・ 食事なんてどこにすればいいか・・・

 そ、そうだ! ネットでみんなに聞いてみよう!!


早速アーダンは町のネットカフェへ出かけました。













789 名前:ヨロイ男 投稿日:04/03/14 23:24

 初めまして。 僕はヨロイ男と言います
 今日アグストリアを歩いてると女性が暴漢に襲われそうになってました。
 周りの僕の仲間達は (´・ω・`) ←こんな感じで押し黙ってしまったので
 仕方なく僕が暴漢をやっつけたら、
 なんか女性からお礼と、あと今度お食事しませんかと誘われてしまいました。

 僕は今まで全然モテない毒男なのでどうしたらいいでしょうか・・・








790 名前:Mr.名無しさん 投稿日:04/03/14 23:34

 >>ヨロイ男
 住所教えたんでしょ?
 だったら相手がお礼しに家にくると思うから大丈夫だよ。

 まぁ、どうせ何人分もある男アドレスに加わっただけだ!
 それだけで快挙だけど_| ̄|○








791 名前:Mr.名無しさん 投稿日:04/03/14 23:44

 ヨロイ男が暴漢に立ち向かったのはえらいと思う。
 その場にいたわけじゃないから、こう言うのもなんだが・・

 多分脈アリ。 絶対イケる。 デートはファッションと髪型に気をつけろ。
 あと相手の名前わからないか?








792 名前:ヨロイ男 投稿日:04/03/14 23:54

 相手の名前は・・・えっと・・・
 Lachesis って書いてあって・・・ ら、ラチェシス?








793 名前:Mr.名無しさん 投稿日:04/03/15 00:04

 ラケシス キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!

 お前それラケシスって読むんだよ! ノディオン城のお姫様だよ!!








794 名前:Mr.名無しさん 投稿日:04/03/15 00:14

 ラケシスたん (;´Д`)ハァハァ 








795 名前:ヨロイ男 投稿日:04/03/15 00:24

 そ、そうだったんですか。 知りませんでした。
 でも俺、実はラケシスさんと付き合いたいとか
 そういうところまではまだ考えてなかったりします。
 「この機を逃したら一生チャンス無いかも」 とも思うのも正直なところですが。

 でも、気持ちは確実に惹かれています
 会ったら絶対好きになってしまうよ…_| ̄|○
 なんか苦しいよ。








796 名前:Mr.名無しさん 投稿日:04/03/15 00:34

 ヨロイ男はかなりいいヤツだと見た。
 おまいの言動を見ているとやっぱ人間は中身なんじゃないだろうか?
 と思えるようになってくる。
 ありがとう、俺はおまいから勇気をもらえたよ。








797 名前:Mr.名無しさん 投稿日:04/03/15 00:44

 ヨロイ男、かっこいいぞ。
 もうもてない男じゃない。素のままで充分だよ。
 無理せず背伸びせずラケシス子と楽しい時間を過ごしてきてくれ。
 彼女と会えたことは自分が変われるきっかけをもらえたことだと思えば
 結果云々よりヨロイ男にとっては意味のある出会いだったんだと思う。
 もう二度とここには帰ってくるんじゃないぞ。
 グッドラックだ。














・・・・・・・。










・・・・・・・。










カチャカチャ・・・ カチャ・・・










カチャカチャッ・・・ カチャッ


「・・・・・よし・・・、送信・・・」







 ピッ
















798 名前:Mr.名無しさん 投稿日:04/03/15 00:54



   /⌒~~~⌒\
 / ( ゚>t≡ )y─┛~~
(_ ノγ U  ∩_∩)   THANK YOU        ┌───────┐
  α___J _J    YOROI-OTOKO !!   (|●        ● |
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 |Y  Y       \ またどこかで会おうね  \.  └△△△△┘   \
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 | \/        _人| ∧∧∩゛    ∧_∧     |     \白\     | (_)
 |       _/)/)/ ( ゚Д゚)/     (´∀` )   __ n    \し\.  |
 \    / 〔/\〕 U  / ∩∩ (    )o/  \ ヽ    \る\ |
  | | | c(*・_・)  |  |ヽ(´ー`)ノ_|  |  | (__丿    |.  /\ \! | (-_-)
  (__)_) UUUU /∪∪ (___)(_(__) ⊆_    ヽ_┘  └──┘(∩∩)













「み、みんな・・・・・」

もうアーダンは一人じゃない。 モテない男はどこにもいない。

みんなから勇気をもらったアーダンは、ラケシスの元へ会いにいきます。

その男の背中にはもう、迷いなどどこにもなかった・・・。













「あぁアーダン様・・・ 来て頂けたのですね・・・」

「ら、ラケシスさん! ぼ、僕・・・」


もうモテない男とは言わせない。 自分の気持ちを伝えるだけだ。

頑張れ、頑張れアーダン!













「僕は貴女のことが「おぉーいラケシス〜」

あ、シグルド様〜! 会いたかったですわ〜













「そこで俺はこう言ったのさ。 ”おいマイク、それは俺の乳首だぜ” って」

「もうやだシグルド様ったらアハハ〜」



































ふ、ふふふ・・・













うふふ・・・ うふふ・・・
うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ
ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ













うおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおお!!













おおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおお!!













殺す殺す殺す殺す殺す殺す
殺す殺す殺す殺す殺す殺す!!













オラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラ!!













無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!














あ、アーダン貴様ー! その必殺スキル付き銀の剣を作るのに

 一体何人の命を吸い取ったー!?



貴様は今までに食べたパンの数を覚えているのか?













「ぐふっ・・・なんで私が・・・」

無駄ァッ!!」 グシャッ


アー様の怒りは止まることを知らず、ついにアグストリアの半分の城を

制圧してしまいました。













「い、いいいやぁお強いですなぁ〜アーダン様〜。

 その調子じゃ夜の方もお、お強いのでしょうなぁ〜 あははは・・・。」


「忘れるなシグルド・・・ 全てが終わったら次は貴様の番だ・・・!


Σ(゚Д゚ ) !?









次回予告>


  


ついに帝王モードのスイッチが入ってしまったアーダン、いやARDAN。

その圧倒的な力の前にアグストリアの兵隊達は紙屑のように蹂躙される。

果たして彼は世界を滅ぼしてしまうのか? 世界は炎の7日間と化してしまうのか?

あと来週スノボに行きたいんだけど、誰か2万円、いや2万2000円出すから

俺の代わりにこの企画の続きを書いてくれないだろうか?




次回、アーダン一人クリア第6回、

2万4000まで出す』 をお楽しみください。







アーダン一人クリア(第六回) Update:2006/2/11(土) 17:00





遊星が起きてからその回の更新が終わるまで、土曜日の活動の全記録を追った!!


■L&M特別企画■

『アーダン一人クリア』 ができるまで



――この記録は、管理人・遊星のとある土曜日の出来事を忠実に再現したものである・・・








 6:30 起床。



 6:45 眠い目をこすりながら赤ちゃんを風呂に入れる



 8:00 ヨメが子供を連れて出勤



 8:20 メシも食い終わったので、洗濯機を回しつつ布団干し&部屋の掃除を開始



10:15 家事終了。 パソコンを立ち上げ、
      いよいよここからアーダン一人クリアのテキストを書き始める



11:30 前回までのあらすじ、前置き部分、オープニングなどを順調に書き上げる



12:00 ちょっとずつネタが切れ始めるも、なんとか1/3ほどを書き上げる



12:30 ちょっとずつネタが切れ始めるも、なんとか前半部分を書き上げる



12:45 完全に持ちネタが切れる。 パソコンを打つ手が止まる時間が多くなる



13:00 気分転換にジャンプを読み始める。
      こうすると頭の中にジャンプネタが浮かんでくるので、
      再びパソコンに向かい文字を打ち始める (第5回はこれで乗り切った)



13:30 ジャンプネタも切れる。 パソコンを打つ手が止まる時間が多くなる



13:45 気分転換に押入れに隠していたエロ本を読み始める。
      こうすると頭の中に妄想が浮かんでくるので、
      ちょっとトイレに行ってくる (第4回はこれで更新が遅れた)



14:00 再び作業再開。 しかしもう何を書いたらいいのかわからない。
      何がおもしろいのかもわからない。
      「ホームページってなんだろう」 とか思い始める



14:15 ゴンッ・・・ ゴンッ・・・

      壁に頭を打ち始める。 こうすると何か浮かんできそうな気がする。



14:30 「ククク・・・ コココ・・・ キキキ・・・」

      奇声を発し始める。



14:45 部屋のすみで毛布にくるまり、時折 ニタリ と笑みを浮かべる



15:00 通販で買ったムーンストーンを空にかざし、妖精さんが降りてくるのを静かに待つ



15:15 駅前を裸足で歩きながら 「神の世界を作るのだ」 とかつぶやいているところを
      近所のおばさんに目撃される



15:30 マジックインキの匂いをフガフガ嗅いで、夢の世界へと旅立つ。
      目の前には小倉優子が立っていて 「ゆうこりん星ようこそ!」 とか言っている



15:45 小倉優子を見て 「こんなことではいけない」 と現実に目覚める。



16:00 18:00になったらヨメと赤ちゃんが帰ってくる。
      それにそろそろ布団と洗濯物も家に入れないといけない。
      でもアーダン一人クリアのテキストがまだ全然できていない。 どうしよう。 どうしよう。



16:15 お気に入りの少年隊のニッキ (錦織) のブロマイドを手にとる。
      ニッキ、俺に力を貸しておくれ。 ニッキ、ニッキ、ニッキ・・・




16:30 ニッキの力でなんとかアーダン一人クリアを書き上げる。




18:00 ヨメと赤ちゃんが帰ってくる。
      「ふぅ、ただいまー。 まったくもー疲れちゃったわよ。
       今日はなにか変わったこととかあった?」

      「いやなにも。 普段と変わらない休日さ」




      こうして僕の土曜日は終わりを告げる。










最近土曜日の思い出がない! そんな想いを込めて書き上げたこの企画!





L&M特別企画 ファイアーエムブレム聖戦の系譜

アーダン一人クリア

 

アーダン一人クリアのルール



そういやこれと並行して昇格するための論文書いてるんだけど、

なんかもうフォントいじりたくてしょうがない

あと昇格用の筆記試験も受けました。 1問目からいきなり難しい問題がきて、

「なんだよ点数取らせねー気かよ」 とか思ってたら次の問題はめちゃ簡単な問題で、

以降も難しい問題、簡単な問題が交互に最後まで繰り返されました。


なんだこれ。 ツンデレ試験か。







まぁそれはそれとして、前回の2章の続きから。







あ、アーダン貴様ー! その必殺スキル付き銀の剣を作るのに

 一体何人の命を吸い取ったー!?



貴様は今までに食べたパンの数を覚えているのか?


前回、とある出来事から暗黒の帝王と化したアーダン、いやARDAN。

アグストリアの住人を虐殺し続けるARDANを止める者はもはや誰もいません。

このまま全員ARDANに殺されてしまうのか!? 世界は支配されてしまうのか!?













シグルド:
 「ARDAN様ッ! あなたは必ず世界を支配できるッ!

  もっと! もっと! 世界を制覇できると思いなしゃれ!!

  空気を吸って吐く事と同じように! HBのエンピツをベキッとヘシ折る事と同じように!


  あなたはこの世の帝王ですじゃあああウケケケーーッ!


シグルド婆に背中を押され、ARDANは次なる敵を求めて動き出します。













とるに足らぬ人間どもよ! 支配してやるぞッ!!


次の城、マッキリー城を守るべく敵のソードファイター、マージ、シューターが出てきましたが

帝王ARDANにとって彼らは食料みたいなもの。 次々とARDANの経験値となっていきます。













「ロングアーチか・・・ なかなかのパワーとスピードだ。

 このARDANが生まれた時代にはジャムカとキラーボウしかいなかった」













「取り囲めッ! ヤツを城に行かせてはならんッ!」

「魔法だァーッ! ヤツは魔法に弱いぞォーッ!!」

「フン! 魔法? ファイアーの魔法だと?

 ボーボー焼くだけなら・・・ この俺のために焼き芋でも焼いているのが似合っているぞッ!













ジュッ) 「熱ッ!!













はっ! 僕は一体なにを・・・ 悪い夢でも見ていたようだ・・・」


アー様も1回炎に包まれたことによりキャラが元に戻ったようです。

いやー良かった良かった。









  


というわけで、アー様に唯一ダメージを与えられる魔法使いを優先的に倒しつつ

敵軍の中央突破を図ります。

敵のボス・クレメントは相手を眠らせるスリープの杖を持っていますが、

アー様の魔法防御がクレメントの魔力と同じ値のためスリープの杖を使ってきません。

(クレメントの魔力 : 15、 アー様の魔法防御 : 10+バリアリング(5))

山の上のシューターはアー様では届かないので無視。

ちなみにこのシューター達はシグルドが城を制圧するまで消えません。













くっ・・・おぼえておれ・・・


マッキリー城の城主、クレメントもさくっと撃破。

これで残るお城は一つ、エルトシャンが捕らえられているアグスティ城だけです。

その前にこのお城を制圧してしまいましょう。

シグルド様! シグルド様ー!!













「ラケシス、君は魔法が使えないと言っていたけどもう既に使っているのさ。

 それは可愛いという魔法をね・・・

「は、はぁ・・・」


まだやってたのかよアンタ! そんなんいーからとっとと制圧してくださいよ!」













「まったく人使いの荒い部下だ・・・ ぶつぶつ・・・」

「ほら早くしてくださいよ。 あ、まだシューターが残っているから気をつけてくださいね」













「む、これはネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃねーか

 
完成度たけーなオイ」


いやそんな名前じゃないから! それただのロングアーチだから!」










  


そんなこんなで無事、アグストリアの3つ目のお城を制圧。 ふぅ、長かった。

アー様も多くの敵を銀の剣・ヤリで倒したため、それぞれの武器に

必殺スキルの証である★が付きました。

これで必殺攻撃が出やすくなります。













銀の剣といえば、これをアー様に託したのはあのアルヴィス卿。

そういえば彼の生い立ちについて気になることを耳にしました。

それはアグストリアの2つ目の城を落とした時です。













2つ目の城、アンフォニー城を攻略したということで、王都バーハラから使者がやってきました。

アーダン:
 「シグルド様、バーハラからフィラート卿がお見えです。

  偉い人ですから粗相のないようにしてくださいね」

シグルド:
 「フフ、まかせておけアーダン。 俺は権力に弱い男だからそういうとこはしっかりしているんだ」













「シグルドどの、ついにアグストリアと全面戦争になりましたな。

 戦況はいかがですかな」


え、このハゲが使者なの? なんか急に景色がまぶしくなったんだけど」


「ちょ、何言ってんですかシグルド様!!」













「シグルドどの、戦況の方はいかがですかな」


「はい、なんとか戦っておりますが (まぶしい) 苦労しております (まぶしい)」


「あれ? 今まぶしいって言った? 僕の頭を見てまぶしいって言った?」


「いえいえまぶしいなんて言ってませんよ。 「まずしい」って言ったんですよ。

 毛の量とかね


やっぱり言ってんじゃねぇかコラァッ!!


「すみませんフィラート卿! この人バカだから! バカだから気にしないで!!」













その後話はヴェルトマー家当主・アルヴィスの生い立ちの話となります。

なんでもフィラート卿によると、アルヴィスの母親・シギュンはアルヴィスが7歳の頃に

グランベルの王子であるクルトと不倫をして子供をもうけてしまい、

そのショックでアルヴィスの父親は自殺し、母親シギュンもまた子供をお腹に宿したまま

どこかに消えてしまったということです。

7歳という幼年期に両親を失ったアルヴィス。 彼の瞳にグランベルはどう映っているのか。

またグランベル王国の実権を握るクルト王子は未だにシギュンを忘れられず、

結婚をしないため世継ぎ問題で揉めているのだとか。

王子がもし今死んでしまったら、グランベルの血を継ぐ者がいなくなってしまうのです。


えーと、シグルド様。 ちょっと話が長かったですけどここまで理解できましたか?













「おいおいもっとゆっくり喋れよこっちの理解が追いつかねーよ」


「なんだこんな話も理解できねーのかよ。 バカは頭わりーからしょーがねーなぁ」


「バカはテメーだ」


「バカと言った方がバカなんですぅ」


「あんだとこのハゲ 毛根だけじゃなくてめーの息の根も止めてやろーか」


「ハゲじゃないですぅ これは剃ってるんですぅ!!」


なんの話してんのアンタら!!













ともかくヴェルトマー家当主、アルヴィス卿にはそんな悲しい過去があったようです。

グランベルの次期王であるクルト王子と自分の母親が不倫し、その結果彼は両親を失った。

それでも彼はヴェルトマー家の当主として、クルト王子を守護している。

彼は自分の弟からも 「いっしょにいるのがなぜか怖い」 と言われています。













幼い頃から蓄積された闇。 彼の心は誰にもわからない。

しかし同じ貴族であるシアルフィ家当主・シグルドならば何かわかるかもしれません。

シグルド様! シグルド様ー!?













「お、キミかわいいね。 クラスはなに?」

「え、あの、踊り娘ですけど・・・」

「なに、踊り娘だって!?

 YOU来ちゃいなよ! シグルド軍入っちゃいなよ!



彼の心は大変わかりやすいです。










  


あ、あと序盤に襲ってくるフュリーのペガサス部隊ですが、

一応レヴィンを使って仲間にしました (次章でクロード神父を助けるのがしんどそうなので)。

つかフュリー仲間にすると他のペガサス部隊は帰っていくのね。

それ知らなかったのでわざわざアー様を自軍の城まで戻しちゃったよ。













そのせいでノディオン城が敵にぶっ壊されました

一度城を占領しても、他の敵軍が城に移動してきてこんな風にぶっ壊されるのね。

うーんこれは知らなかった。 ファイアーエムブレムも医学や考古学と同様

つねに定説がくつがえされてますなぁ。













さてその頃最後の城であるアグスティ城では、

シャガールが部下に出撃を命じている最中でした。

このシャガールはオープニングでエルト兄様を地下牢にぶち込んだ悪党です。

エルト兄様が地下牢であんなことやこんなことをされて同人業界が騒ぎ出す前に

なんとか助け出しましょう!













「じゃ、また敵の城を落としてきますよ」


「おいちょっと待てアーダン。 相手のシャガールは自分の部下からも嫌われてると聞く。

 私が仕入れた情報では敵の数はかなり少ないとのことだ

 こりゃ正面突破で楽勝だな」


「えぇ!? 本当ですかそれはシグルド様!?」


「あぁ、やっと楽ができるな。 お前にはいつも迷惑をかける、すまない・・・」


「そんな、シグルド様・・・」













「フンフンフン〜♪ そうか今回は楽なのか。

 シグルド様もたまには有益な情報を教えてくれるよな〜 ルンルン〜♪」
















ワー ワー



え!?














情報通りだ! シグルド軍が一人で出てきたぞー!

「バカめ! 真正面からノコノコ出てくるとはな!!」

な、何事!? 何事なの!?













「フッ、アーダン。 キミは良き部下であり良き友人であったが、

 俺より強くなったキミの戦闘力がいけないのだよ」


謀ったな、シャア!!













「さぁ、やっとジャマ者がいなくなったよラケシス。

 いつかはこんな海の見える教会で、2人の祝福の鐘を鳴らしたいね・・・」


「で、でもシグルド様。 奥様がいるんじゃ・・・」


セイ セイ セイ。 いまボクの瞳に映っているのはキミだけさ。

 それにこんなボクでも、部下達はみんな尊敬してくれているのだよ。

 よし、証拠を見せてあげよう」













「なぁなぁノイッシュ。 お前尊敬する人物っているか?」


「え? なんですかいきなり。 一応尊敬してる人はいますけど・・・」













「それってもしかして、頭にシが付く「いいえ」


























「お、アレクいいところに来た。 お前尊敬する人・・・」


「すいませんシグルド様。 CD返しにいくんで離してくれませんか?」


























「あ、エーディンあのな・・・」


「でさ〜、そこでシグルドのヤツが超キモくてさ〜アハハ〜」







































・・・どうよ


どうよじゃねぇぇ! 全然部下から慕われてないじゃないのアンタ!

 しかもなに涙目になってるのよ! 泣きたいならあっち行って泣きなさいよ!!

 もうあたし、城に帰るからね! さよなら!」













「でもキミのお城、こんなんだよ?」


キャー! エルト兄様の城がーー!!

 殺す! 殺すわアンタ達!!」



シグルドの夜王への道はまだまだ続きます。













「ふーっ、今日も女のコを泣かせちゃったぜ。 ホントびっくりするほど夜王だな俺は。

 さて、そろそろアーダンの奴がくたばってる頃だろう。 フフフ・・・」













「フフフ・・・ってアレ?


アーダンの一撃が決まり、最後のアグスティ兵を倒しました。

所詮はヤリやオノなどの物理攻撃。 魔法じゃなければアー様の敵ではありません。










  


その勢いでシャガールの周囲を守るロングアーチも次々と排除。

あれだけの部下に守られていたシャガール王も、もはや裸の王様です。

さぁこのままさくっと倒してしまいましょう!













「ちょっとちょっとアーダン。 まだシャガール捕まえてないの?

 早くエルト兄様に会いたいんだけど」

「あ、ラケシスさん。 まだシューターが残ってるから危ないですよ」













「あら? ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃない

 完成度たけーなオイ」


だからそんな名前じゃないから! これただのロングアーチだから!」


「その昔、十二聖戦士がロプト教団と戦った際に暗黒神ロプトウスのとどめを刺したと言われる

 伝説の武器よ」


こんなショボい武器にやられたのかよ!










  


ちっ・・・ あなどるなよ。 貴様などにわしが倒せるものか!


ついにアグストリアの王、シャガールとの対決です。

シャガールは 『バロン』 という最上級職ですが、所詮は剣を使うザコです。

LV27のアー様の敵ではありません。












ううっ、待ってくれ・・・ 命だけは・・・


醜い命乞いをして死んでいくシャガール。 フン、ザコには相応しい幕切れよ。

さぁとっとと制圧して、エルト兄様を助け出しましょう!!













「い、いいいやぁお強いですなぁ〜アーダン様〜。

 アーダン様の強さは五大陸に響き渡りますなぁ〜 あははは・・・。」


「忘れるなシグルド・・・ 全てが終わったら次は貴様の番だ・・・!


Σ(゚Д゚ ) !?













シグルド様、シャガール王はまだ生きているようです


殺したと思ったらところがどっこい、生きていたシャガール。

なんでも瀕死のシャガールを戦場で助けたヤツがいるのだとか。

その余計なおせっかい野郎は一体どこのどいつでしょう。













俺だシグルド。 俺が王を助け出した


なんと! シャガールを助けたのはエルト兄様でした!!

なんでもいかに愚かといえどもシャガールはアグスティの王族であり、

エルトシャンにとっては主君である事にちがいない。

そのため死なすわけにはいかなかったとのこと。













しかもエルト兄様、どうやら怒っているようです。

なんでもアグストリアの各地の城はグランベル (シグルドがいる国) から役人が派遣されて

まるで属国扱いなのだとか。

アグストリアは俺の知らぬ間にグランベルによって占領されたのか?

 答えろ、シグルド!!


今にもシグルドに食って掛かろうとするエルト兄様。

どうする、どう答えるシグルド!?













「そんな上の奴らがやってることなんて知らねーよ俺は。

 つーかおめー何シャガールなんて助けてんだよ。 余計なことすんなバカ」


「バカではない エルトだ。 主君を助けるのは当然のこと、

 それすらわからんからお前は士官学校の頃からモテないんだ」


「モテてましたー。 同級生よりもむしろ洗濯のおばちゃんとかにモテてましたね俺は」


「貴様のパンツ、よく汚れてたっておばちゃん言ってたぞ」


「汚れてませんー、心は汚れてもパンツは汚れてませんー」


「バカめ パンツの汚れは心の汚れだ」


なんの話してんのアンタら!!












次回予告>


  


アグストリアで発生した動乱は、シグルド軍が勝利しグランベルがアグストリアを占領した。

しかしこれが火種となり、力を取り戻したシャガールが再びシグルド軍に襲い掛かる。

果たしてこの戦争の結末は? 親友のエルトシャンとは戦わねばならないのか?

あと俺の昇格試験なんだけど、この企画と並行して勉強したり論文書いたりしてるから

なんかものすごい中途半端になってるけど大丈夫なのだろうか?




次回、アーダン一人クリア第7回、

この企画のせいで俺の出世が2年は遅れた』 をお楽しみください。







この企画の感想・ご意見とかもうなんでもいいんでBBSにお書きください。
この企画の更新は結構大変&辛いので、皆様からのリアクションが欲しいです。



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