■SAY YES |
Update:2004/3/19(Fri) 00:00 |
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どうしてこんなことに・・・。
遊星です。
さてさて前回の日記で今度結婚することになったと報告したわけですが、
もうね、ラブラブ。 あ、失礼。 LOVELOVE。
2人はいつもアツアツなわけですよ。
最近気温があったかくなってきたのは僕らのせいなんじゃないかと思うわけですよ。
なんか周りをブンブン飛んでるので 「蚊かな?」
と思ったら
ごめん、ハートマークだったりするわけですよ。
そんな2人は今日も仲良し。 いっしょに横浜元町へデートに繰り出すことに。
なに、美味しいオムレツのお店がある? ハハ、店ごと買っちゃうよ?
てなわけで桜木町から2人で歩くとそこは山下公園。
海風がムードを引き立てますよね。
周りではカップルが犬を連れて歩いたりして、それを見て
将来はあんな犬を飼おうねとか言っちゃったりしてるわけですよ。 うんうん!
と、そこへベビーカーを引いた青年カップルが登場。
カメラ片手に 「海をバックに写真お願いしまーす」 とお願いされました。
なんだいなんだい! 2人の時間をジャマしないで遅れよ!
(プンプン)
ご希望通り写真をパチリ。 さぁさ、もう用は済んだろう?
僕らはこれからランチに行くんだから、とっとと赤ちゃん連れて帰っておくれよ。
まったくもう、赤ん坊はすぐ泣くから嫌いだよ。
(赤ん坊の顔を見る)
すぐ泣くから嫌・・・・
すぐ泣・・・
「だぁ。」
か わ い い
うそ! なに!? すごい柔らかそう!!
いや待て騙されるな! この丸いほっぺたに騙されてはいけない!!
赤ん坊とはその無邪気さをウリに世の大人を騙す黒き小悪魔。
騙されてはいけない!
お前だってそうだろう!? そのほっぺたで俺を騙そうっていうんだろう!!
ほっぺたをつんつんしてみる。 (つんつん)
赤ん坊、俺の人指し指を握ってくる。
「きゅう」 って握ってくる。 その小さい手で、「きゅう」
って。
お嬢さんを僕にください。
生れ落ちて25年。 ついに真実の愛を見つけることができました。
なんだろうこの気持ち・・・ 守ってあげたい。
この女(ひと)を守ってあげたい。
最近恋愛に臆病なボクだけど、この人とならなんかいっしょにやっていけそうな、
そんな気がしたある冬の空。
余計な〜 ものなど ないよね〜
あぁ、流れてる。 頭の中でSAY YESが流れている。
余計なものなどないわけですよ。 愛には愛で感じ合うわけですよ。
その時私、とっさに道路を見ましたね。 トラック走ってこないかなって。
そして2人は恋に落ち、道端に落ちていたボルトを指輪代わりに愛のシュプレヒコールを
(ぐいぐい)
「ねぇ、そろそろお昼ご飯にいきましょうよ」
うっさいボケ!! 一人で行け!!
人が幸せに浸ってる時になに言ってんだこの女。
お昼ご飯? ハァ? 屁こいてプーだよそんなもの!! (意味不明)
ついに見つけた真実の愛。 僕と彼女の恋はいま始まったばかり。
それをなんだよこの女。 いつからついてきたんだよ。
ハァ・・・。 いつの世もこういうやっかみ者がいるから困るんですよ。
そうですよね、パパさん。 いや、お義父さん。
そのときパパさんは自分の娘と見知らぬ兄ちゃんが仲良くしてるのがうれしいのか、
ママさんとともにとてもいい笑顔。
やりましたよ。 早くも親公認ですよ。
もうびっくりするくらい順風満帆。 2人の間に障害なんてないわけですよ。
そして6月には結婚。 ジューンブライドなわけですよ。
ハネムーンはハワイ? ううん、ワイハ。
南国のビーチで二人の未来を語り合うわけですよ。
2人はいつもアツアツなわけですよ。
ハワイの気温が高いのは僕らのせいなんじゃないかと思うわけですよ。
君のオシメを替えながら 「子供は3人がいいよね」 とか言うわけですよ。
いいよね、いいよね。 2人の未来は明るいよね。
あぁ夢は膨らむばかり。 そして2人はハワイの恋人達の伝説として愛のシュプレヒコールを
(ぐいぐい)
「ねぇ、お店閉まっちゃうよ〜」
うっさいボケ!! あっち行ってろ!!
人が幸せに浸ってる時になに言ってんだこの女。
お昼ご飯? はぁ? トイレの水でも飲んでろよ!
ついに見つけた真実の愛。 僕と彼女の恋はいま始まったばかり。
それをなんだよこの女。 ははぁ、さては流行りのストーカーだな?
まったく、こういう不逞な輩がいるから横浜の治安は良くならないんですよ。
そうだよね、と言いつつ赤ちゃんのほっぺたをつつく私。
(つんつん)
・・・そうだ、まだキミの名前を教えてもらってなかったよね。
これから二人はいつでもいっしょ。 共に愛を誓い合うわけですよ。
そんな僕らが互いの名前を知らないなんてどうするよ!
どうなのよ!
さぁさ、愛しのハニーの名前を教えてパパりん!
「そうそう、この子の名前はなんていうんですか?」
「あぁ、智之です。」
TO MO YU KI。
(゚Д゚ ) ・・・・・。
「それじゃ私達はこれで。 じゃあね、智之くん」
そう言って放心状態の私の腕を引っ張る彼女。
よほどお腹がすいてたのか、ぐいぐい腕を引っ張ってくる。
その強引な態度。 そのたくましい腕。
あぁ、やっぱり僕にはこの女(ひと)しかいない。
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