日記9月
 

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アンラッキー・チャーム Update:2004/9/2(Thr) 02:00


えー、こんな武装錬金の打ち切られ方は嫌だ>



 ――その夜 僕は不思議な夢を見た。


深い深いフラスコの中で彼がつぶやいた 「おやすみ」


カズキ君達のもとに集う仲間達






プリンセスパピ







勘弁して。

まぁ最終回の内容はともかく、ラストをまん太で締めたのは良かったと思います。

では今日の日記。





『ラッキー・チャーム』 という言葉がある。


チャーム本来の意味は ”お守り” の意味であり、ラッキー・チャームとは言わば ”幸運のお守り”。

身に着けていれば幸運になれるという不思議なアイテムを指す言葉である。

また時には人を指すこともあり、その人がいるだけで仕事が成功する、

その人が応援してくれれば必ず試合に勝利する、という使われ方もしている。

晴れ男、と言った方が判り易いかもしれない。 とにかくラッキー・チャームなる存在は

味方にとって常に喜ばしい存在なのである。


逆に 『アンラッキー・チャーム』 という言葉もある。


言葉の通りラッキー・チャームとは逆の ”不幸のお守り” で、

身に着けているだけで不幸が訪れるという困ったアイテムを指す言葉である。

これも時には人を指すこともあり、その人がいるだけで仕事が失敗する、

その人が応援すると必ず試合は惨敗してしまう、といった悲惨な結果が待っている。

「俺が応援に行くと絶対巨人が勝てないんだよなぁ」 という人はこれに当たるのかもしれない。

とにかくアンラッキー・チャームなる存在は、味方にとって常に疎ましい存在なのである。


さて、いきなりこんな話をしだしたのは勿論理由があります。

結論から言うと、



週間少年マガジンはアンラッキー・チャームである。



週間少年マガジン。 講談社が出版する青少年をターゲットにした漫画雑誌で、

週刊誌としては少年ジャンプ(集英社)に次ぐ発行部数を誇る。

連載漫画として 「はじめの一歩」 くらいは聞いたことがあると思われます。

では、その漫画雑誌のどこがアンラッキー・チャームなのか。

皆さんも記憶に新しい2003年日韓共催サッカーワールドカップ。

あの日本中がサッカーの祭典を楽しみに沸いていた頃、少年マガジンはW杯応援企画と称し

巻頭に次の漫画を持ってきた。


 『高原直泰物語』


ご存知日本屈指のストライカーである高原直泰。 誰もが彼の豪快なシュートに期待したに違いない。

少年マガジンはその高原直泰の伝記漫画を巻頭カラーで掲載し、

雑誌を挙げて高原を応援した。



その直後高原はエコノミー症候群にかかり、代表から外された。



・・・・・。

次に、少年マガジンは応援企画第2弾として次の漫画を持ってきた。


 『小野伸二物語』


日本が誇る黄金の中盤、小野伸二。 誰もが彼の華麗なパスに期待したに違いない。

少年マガジンはその小野伸二の伝記漫画を当時 『シュート!』 を連載していた大島司先生に

本編休ませてまで描かせて巻頭カラーで掲載し、

雑誌を挙げてそれはもう本気の本気マジ本気で小野を応援した。



その直後小野は虫垂炎を発症。 黄金の中盤は崩れトルコに敗れさった



・・・・・。


少年マガジンのアンラッキー・チャームが発動した瞬間である。

まぁ少年マガジンが著名人関連漫画を掲載すると直後に不幸が訪れるのは良くあることで、

(桜庭和志物語を掲載したら次のPRIDEで桜庭がボコボコにされたりとか)

関係者やファンにとっては漫画が載ると気が気じゃない。

終いには尾崎豊物語を掲載した直後にマガジン副編集長が麻薬で捕まるという

なにが楽しいんだかわからない一人遊びまでしだす始末。

自分にアンラッキー発動させてどうするんでしょうかマガジン編集部。

唯一結果を残したのがワールドカップの時に掲載した

ホン・ミョンボ物語の韓国サッカーチームというのが泣かせます。


(※
 なお、取材を重ねて漫画を描いた作者さんや、競技に敗れた選手達を揶揄するつもりは
 全くありません。 あくまで少年マガジンのアンラッキー・チャームっぷりがメインです)



さてそんな援護射撃の弾が味方に当たるマガジン編集部。

いくら雑誌が民主党を応援してるからってそこまで左にならなくてもいいと思いますが、

最近はそうした伝記漫画をやらず大人しくなったなぁと思ったらすみません、

今年はこれがありました。



―アテネオリンピック開幕―



僕らも気も知らずにとうとう開幕してしまったこのアテネオリンピック。

呼んでもないのに祭り好きなマガジンがこれだけの一大行事を見逃すはずがなく、

ここぞとばかりにアテネオリンピック特集と称し各選手のレポート漫画をぶつけてきました。

以下、アテネオリンピックが始まる前のマガジン (6月発売) の予告ページより転載。



掲載号 特集選手 作者
34号 北島康介(水泳代表) 山下てつお 先生
35号 田中マルクス闘莉王(サッカー代表 いずみ誠 先生
36・37号 女子バレー日本代表チーム 西山優里子 先生
38号 浜口京子(女子レスリング代表) 山田恵庸 先生



・・・6月にしてサッカーとバレーの予選敗退が決まりました。

これは確定です。 だってマガジンです。

メダルが取れるか取れないかの微妙なラインで

絶大なアンラッキー・チャームを発動するのがマガジンです。

メダル確実の北島・浜口はともかく、サッカーとバレーにこのハンデ苦しい。

神様恨みます。 どうしてまだ6月なのにこんなハンデを背負わなければならないのでしょうか。

頑張れ日本! 頑張れ日本!

さてその結果は!?





 北島康介(水泳代表) → 金メダル×2、銅メダル×1

 田中マルクス闘莉王(サッカー代表) → 予選敗退

 女子バレー日本代表チーム → 決勝リーグ敗退

 浜口京子 → 銅メダル





浜口選手にアンラッキー・チャームが・・・。

あの準決勝であと1ポイント取れていれば。 あの電光掲示板のミスさえなければ。

遥か遠きスポーツの聖地アテネにまで魔の手を伸ばすとは、恐るべし週刊少年マガジン。

(浜口京子物語はおもしろかったけど)

またサッカー・女子バレーボールは前評判がメダルに届くか届かないかという

マガジンが最も得意とするフィールドだったため、途中で力尽きてしまった。

残念。 北京に期待します。

というかあれだ、北島は化け物か



ここで特別企画。

〜各雑誌におけるアンラッキー・チャームダービー〜


金=5点 、 銀=3点 、 銅=1点 とする。


●週刊少年マガジン :
  掲載本数 : 4作
  メダル獲得ポイント : 12点 (金2個、銅2個)

  平均 : 12/4 = 3.0点


  総評 : 
   北島こそ逃したものの、最後に金メダル確実の浜口をからめ取り
   アンラッキー雑誌としての面目を保つことに成功。
   ぜひ4年後の北京では 「長島JAPAN物語」、「なでしこJAPAN物語」、「山本JAPAN物語」、
   「宇津木JAPAN物語」 をやって団体競技メダル0を目指してほしい。




●週刊少年ジャンプ :
  掲載本数 : なし
  メダル獲得ポイント : -

  平均 : --/-- = --点


  総評 : 
   今回、ジャンプはオリンピック特集漫画はなし。
   なおジャンプは4年前のシドニー五輪でハンマー投げの 『室伏広治物語』 を掲載し
   9位に導くというなかなかのアンラッキー・チャームぶりを見せた。
   そして今回、室伏は見事繰り上がりで金メダルを獲得。
   もちろんその時ジャンプには室伏のむの字も無かった。




●週刊少年サンデー :

掲載号 特集選手 結果
36号 福原愛物語 (卓球代表) ベスト16
37号 大久保嘉人 (サッカー代表) 予戦リーグ敗退

  掲載本数 : 2作
  メダル獲得ポイント : 0点

  平均 : 0/2 = 0点


  総評 :
   おい、こっちの方がアンラッキー・チャームじゃねぇか。




●週刊少年チャンピオン :

掲載号 特集選手 結果
28・29号 井上康生 (柔道代表) ベスト8
30・31号 武田大作 (男子軽量級ダブルスカル代表) 6位入賞
34・35号 米田功 (体操) 団体 金メダル×1
個人 銅メダル×1
36・37号 澤野大地 (棒高飛び) 13位

  掲載本数 : 4作
  メダル獲得ポイント : 6点 (金1個、銅1個)

  平均 : 6/4 = 1.5点


  総評 :
   さすがチャンピオンだけあって、人選が微妙すぎる。
   各誌がサッカーや女バレーなど派手なスポーツの特集を組むなか
   チャンピオンだけボート、体操、棒高跳び。 渋すぎる。
   そして誰もが予想もしなかった井上の敗退。
   これはチャンピオンのアンラッキー・チャームが発動したのか、
   はたまた板垣先生の柔道嫌いが炸裂したのか。
   全ては神のみぞ知る。



さて、週刊少年誌各誌によるアンラッキー・チャームダービー、如何だったでしょうか。

結果だけを見るとトップがサンデー(0点)、2位チャンピオン(1.5点)、3位マガジン(3点)という

北島が活躍したせいでこの日記の趣旨が台無しになったわけですが、

とにもかくにもこうして8月29日、多くの人を寝不足にさせたアテネオリンピックは

盛大に幕を閉じました。

日本中がメダルラッシュに沸いた本大会でしたが

そのメダルラッシュの影で、こうした見えない力が働いていたことを忘れてはいけません。


アンラッキー・チャーム。 次は、あなたのチームに影響を及ぼすかもしれません・・・。






そんなわけで週刊少年マガジン様。

4年後はぜひロシアのシンクロチームの漫画を掲載してください。





ヨメといつまでも 〜The 4th Season〜 Update:2004/8/24(Thu) 02:00


オリンピックのテニスを見てるんですけど、

この人たちはいつ分身したりするんですか?



遊星です。

えー、この夏は少ない休暇を利用して千葉の海に行って参りました!

う〜み〜は〜 ひろい〜な〜 おおき〜い〜な〜♪

ちなみに私が住んでいるのは東京の西側の方であり、なんでわざわざ千葉まで行ったかというと

ヨメが 「綺麗な水で泳ぎたい」、とか言い出したからなわけで。

綺麗な水で泳ぎたい。

トイレの水でも飲んでなさいと言いたくなる一言ですが、

とにかく家族サービスのために電車に揺られて3時間。 やっとこさ千葉県の某海岸に着きましたぞ!!

白い砂浜、青い海。 一面に広がるオーシャンビュー。

海ですよ海、太陽ですぞ太陽。 夏ですよ夏。

「綺麗な海・・・」 「いっしょに泳ごうね!」 と手を取り合う私とヨメ。 (新婚)

早速砂浜に降り、パラソルを立て、荷物を広げて陣地を確保。

ヨメは隣りで日焼け止めを塗っています。 うん、後でいっしょに泳ごうね! (新婚)

浮き輪も膨らませ、全ての準備は整いました。

白い砂浜、青い海。 一面に広がるオーシャンビュー。

海ですよ海、太陽ですぞ太陽。 水着ですぞ水着え、水着!?
































もう、海水浴どころじゃない。

うわ、あのお姉ちゃんすごい胸! 水着の意味がないんじゃないの!?

おぉ、あのピンクのビキニ! 懲役モノですなぁ。

いやいや海はすごいすごい。 癒されますなぁ・・・若い肌はいいなぁ・・・




ヨメ :
 「ねぇ、早く海に行こうよー」







うっさいボケ! 一人で入ってろ!!

せっかく水着のお姉ちゃんを見て良い気分なのに。 それをなんだよこの女。

誰が連れてきたんだよ。

これだから空気の読めない人間は困ります。

おっとこうしちゃいられない。

こんなこともあろうかとと思いメガネを持ってきたんだった。

メガネを装着! (チャンチャラララ〜)

0.5だった視力が1.0にまで回復。 誰も僕を止めることはできない。

ターゲット・ロックオン! あのピンクのビキニの後ろをヒタヒタついてってやる!

ふふふ、これであの娘っこのVゾーンを丸裸にしてやるぞなもし・・・ (ヒタヒタ)






ヨメにメガネを捨てられる。




僕がピンクのビキニを見ていたらヨメがメガネをむんずと掴み、

そのままぽすっと砂浜に投げ捨てられました。

キャー! ラドクリトフがー!! (※メガネの名前)

砂だらけになったラドクリトフ。 もう会議で使うこともできません。

まぁ僕の方も調子に乗ったというかはしゃぎすぎたというか、

まさか千葉まできて 「ナメたマネしてんじゃないわよ」 と言われるとは思いませんでしたが、

ともかくあれだ、最近の娘っこはキレイやね。 (なんだこのまとめかた)

海で泳いだり波打ち際歩いたりして思ったのは、最近の娘はマジかわいい。

思うもん。 こんな子と結婚できたらいいなって思うもん。

ドラえもんの歌でもあるじゃないですか。

あんな娘といいな♪ デキたらいいnまぁそれはそれとして、

こう、長い髪をたなびかせた娘っこがいるわけですよ。

水着からエプロンに着替えて、うちの台所に立っているわけですよ。

「あ〜 おかえり〜! いま夕飯できるから待っててね〜」 とか言うわけですよ。

「ただいま〜・・・ お、今日は豪勢だねぇ」

「うふふ、今できるから待っててね♪」

「じゃ、ちょっとつまみ食いしちゃおうかな」

「あん、だめ、今できるから・・・」

「いーや、つまみ食いしちゃおっと」

「だめよ、もうすぐできる・・・」



  ちゅ。



「・・・ふふ、つまんじゃったよ」

「もう、バカ・・・・」









もう、バカ・・・ (俺が)


いーじゃん! 周り水着だらけなんだからこんな妄想が出てくるんだよ!

正直そういうことしてみたいんだよ! そういう夢を見ていたいんだよ!

かわいい娘と 「つまんじゃおうかな、ちゅ!」 とかしてみたいんだよぉ!!





そんなことを考えながらふとヨメの方を見たら



ヨメは家から持ってきたこいつら100%伝説を読んでケタケタ笑ってました。



ヨメ :
 「あははは〜 やっぱ極丸と危脳丸の掛け合いはおもしろいよねー」






えーと、母なる海は全てを優しく包み込むらしいですが、

この女も包み込んでくれますかね? (コンクリートを固めながら)





海編は次回に続く。




ヨメといつまでも 〜The 4th Season〜 Update:2004/9/13(Mon) 00:00


この前、うちのBBSに 『このサイトの読者に女子高生っている?』 ってスレが立ったんですよ。

そしたらその日に3人、次の日には6人くらいが 「私ー」 「私もー」 と名乗り出たんですよ。

これはいい! と。 このスレは俺に元気をくれると。

もうそのスレを見るのが楽しくてしょうがない毎日。

よーし女子高生のために頑張っちゃうぞーとばかりに日記を更新。 武装錬金30冊。

スレが一気に消えていきました




みんなのバカー!


遊星です。 (うれしいけどみんな書き過ぎ)

さて、もう皆さん忘れてるかもしれないけどヨメと千葉の海へ行った時のお話後編。




前回のあらすじ>

 家族サービスで千葉の海に来たはいいが

 水は冷たいわメガネを砂浜に捨てられるわと散々な遊星。

 果たして彼は無事に海をエンジョイすることができるのか!?

 仁徳天皇の墓に隠されたサンオイルの秘密とは!?

 か弱きビーチボーイに海からの洗礼が襲いかかる!!

 ( 写真は霧姫を助けだすも再びさらわれる忍者・影 (影の伝説) )





さてさて前回、かわいい娘を見たあとでヨメの方振り向いたら

こいつら100%伝説読んでたという衝撃シーンで終わった海編の前半。

まぁ私も隣りでルナティック雑技団読み始めたのでなんとも言えないのですが、

ともかく海ですよ。 都会の海とは比べ物にならないくらいの青さですよ。

んでまぁその後も海で泳いでみたり、

海の家の焼きそば食ってみたら砂という変わったトッピングが混ざってたり、

すごい食い込みビキニのお姉さん発見したので近くまで寄ってみたら

お姉さんの太ももに日本刀のキズが付いていたりとですね、

エンジョイ&エキサイティングな千葉の海を満喫してたわけですが、

(お姉さんはなんか足を引きずっておりました)

それにしても最近の娘っこは平均点が高いですね。

女性に点数を付けるという行為はあまり褒められるべきことではないんですけど

そこは海。 どうしたって女性に目がいくものです。

こう、小麦色の肌とかね。 こう、お尻に食い込んだビキニとかね。 食い込んでるて!

食い込みビキニ。

食い込みビキニはいい言葉だ。 多分最高にいい言葉だ。

いい言葉は決してなくならない。

ちなみに 顔 ・ プロポーション(上半身) ・ プロポーション(下半身) ・ 水着

私なりの審査基準になるわけですが、

これらを 「お、あの子お尻がいいねぇ〜」 などと口に出して言うと

隣りの東洋人が石器で殴りかかってくる可能性があるし、

見てあの食い込みビキニ! もっと近くで見てみたいね!」 などと言うと

ビキニの代わりに血を見るハメになるのでそのままでは言えません。

なのでちょっと考えてみる。

そうだ、サッカー用語に言い換えてみよう





「お、あの子ドリブルがいいねぇ〜」



「すごい! スイカのような
パスですね!」



「うお、なにあのシュート! すごい角度で食い込んできたね!!」





うん、いい感じ。

まさかドリブルやパスが胸やおしりを表すとは思うまい。

しかしこれではその子のプロポーシジンとかがイマイチ伝わりにくい。

そこで、これを



ファミコン版キャプテン翼風パラメータで表してみる。


顔     →  ガッツ   

体格(上)
  →  ドリブル  

体格(下)
  →  パス    

水着        →  シュート  




一例として由美かおるを挙げてみると、






 ガッツ  (顔)     800
 ドリブル (体格上)  
16
 パス   (体格下)  
18
 シュート (水着)    
14



ようするに由美かおるはきすぎくんタイプになるわけです。

由美かおるときすぎくん。 片や時代劇の花形スターで片や南葛チームの修哲トリオ。

一見なんの関係もなさそうな二人にまさかこんな接点があったとは!! 僕もオドロキ!

ちなみになんで由美かおるを例にしたかは僕にもよくわからないんですが、

そんなわけで近くでビーチバレーをやってた4人組みの女の子に接近&リサーチ。

(ヨメはまた海に泳ぎにいったので彼女達の近くへGO!)


リサーチ対象 (4名) >

 
きょうこ (仮名)

 ことみ (仮名)

 あやめ (仮名)

 たまお (仮名)


彼女達は千葉の短大に通う仲良し4人組で全員テニスサークルに所属。
大学も夏で休校となり、彼女達は思い出をつくるべくこの海へとやってきた。
なおことみの彼氏はたまおとも関係を持っており、あやめはバイト先の上司と
不倫中で奥さんから毎晩無言電話がかかってくる事に頭を悩ませている。
(※すべて想像)



さて、以上の嘘データはともかく彼女達のパラメータをリサーチ開始!


ふむふむ・・・ ほう・・・ ドリブルが・・・


あの白ビキニのパスセンスもなかなか・・・


・・・・・


・・・なるほど、大体データはとれました。 (メガネを中指で上げながら)

ビーチバレーは身体全体をフルに動かすからデータもとりやすかったです。

ちなみに私が 「ほう、あの子はドリブルが・・・」 とか 「あー、シュート力がないね」 とかつぶやく度に

近くにいたファミリー連れのお父さんが

「え、あれってビーチバレーじゃないの?」 って表情してたのが印象的でしたが、

彼女達の能力は私の目から見てふむふむ・・・

これだ!! (カッ)





きょうこ (仮名)

 ガッツ   980
 ドリブル  18
 パス    15
 シュート  22  (黒ビキニ)




ことみ (仮名)

 ガッツ   820
 ドリブル  14
 パス    16
 シュート  14  (水色のセパレート)




あやめ (仮名)

 ガッツ   920
 ドリブル  18
 パス    17
 シュート  21  (白ビキニ)




たまお (仮名)

 ガッツ   1020
 ドリブル  26
 パス    23
 シュート  26  (白ビキニなんだけど、胸のサイズと合っていないためはみ出ている






たまおがいいね。

たまおはいい。 すごくいい。

走って良し、蹴って良し、ガッツも良しというなんかもう

俺がロベルト本郷だったら翼シカトしてブラジルに連れていくレベル。

彼女がボール拾いに近くにきた時は思わず

俺といっしょにブラジル行かないか」 と言いかけましたが、

もうたまおはすごい。 日向小次郎を超えたね。

シュート力は絶大。 ジャンプする度に下乳をブルンブルンいわす強引なドリブルもド迫力。

あんな若島津が言うこときかなくなった途端に背後からタイガーショット食らわせたり、

ユベントスでスランプ味わう度に翼に電話をかける軟弱野郎とはレベルが違う。

きょうこ (黒ビキニ) とあやめ (白ビキニ) のビキニコンビも中々のもので、

彼女らも頑張ればスカイラブハリケーンを出せるかもしれない。

これはすごい! 世界を狙える逸材が3人も!

あとは先程の日本刀のお姉さんを若島津くんにすることでゴールキーパーも確保。

遊星JAPAN完成。

日向・立花兄弟・若島津・・・・ いいぞ! 次期オリンピックに向け準備は整った!

絶対、負けられない闘いがそこにはある―――

ROAD TO 2008! 次はメダルだ! 打倒アメリカを誓い、新生なでしこJAPANがいま飛び立つ!!

日本(ニッポン)! 日本(ニッポン)! うおおおおーーーーっ!!









ヨメ :
 「ただいまー! いや〜波が高くて気持ちがいいねぇ〜」









なんだ石崎くん。


ちょ、おい、なんだよこの顔面ブロックくんは?

キミいらない! キミはこの遊星JAPANにいらないんだよ!

コマの隅っこで 「なにぃ!?」 とか言ってればいいんだよ!!

ええい、視界に入るんじゃない!





ヨメ :
 「いや〜波に乗ってたら疲れちゃったよ。

  甘いもんが欲しいね。 ちょっとジュースを買ってきておくれ






ゆうせいくんはまだバランスをくずしている!!

ジュースかよ! 散々海で遊んだあげく俺をパシリ扱いかよ!

波にも乗って! 調子にも乗って!

ノリにノってるノリノリガールやなあ。 (おばちゃんかなわんわ)

パラメータが石崎くんレベルのくせに監督をパシリ扱いとはなんて女でしょう。

さすが、忘れないようにタ飯用の具材をメモに書いて買い物に行ったと思ったら

自転車をスーパーに忘れてきただけはあります。

ドリブル(上半身)はダメ! パス(下半身)もダメ! シュート(水着)はダイエーの3000円!

ちくしょうダメだ。 25分過ぎた三杉くんよりダメだ。

どうすればいい・・・そうだガッツだ。 ガッツ(顔)さえ良ければいいんだ!

ガッツ(顔)さえ良ければそれでいい! ガッツ! ガッツ!

さぁヨメそのお顔を見せくっ、ガッツが足りない!



試合終了。







・・・・・・・。







僕は泳いだ。 この千葉の青い海をどこまでもどこまでも泳いだ。


帰りのバスの中で目が真っ赤だったのは、きっと泳ぎすぎたせいなのだろう。




言霊使いの罠 Update:2004/9/27(Mon) 01:00


突然ですがうちの玄関には郵便ポストがありません。


最初はまぁいらないかな、と思ってそのままにしてたんですがやっぱり雨の日なんかは

手紙が濡れちゃったりしてたんでじゃあ買おうかな、と。

んで買ってこようと思い近くのホームセンター行ったら

なんか鬼太郎に出てくる妖怪ポストみたいなやつ発見。



 イメージ画


すげー欲しい。

あまりにそっくりでビックリした。 欲しい! これで僕も鬼太郎に!!

でも買ってしまったら最後、なんかハガキが来てるなーと思ったら

見上げ入道が暴れてます。助けてください」 とか地方の子供から送られてきたり、

ひょんなことからバッグベアードとカーチェイスしなきゃいけなかったりと

休日がゆっくり過ごせそうにないんで購入断念。

さよなら、妖怪ポスト。 (いい妖怪に買われるんだよ)

というか前から思ってたんですが、鬼太郎は妖怪ポストなんか捨てて

DoCoMoメール使った方が連絡が早くなっていいんじゃないでしょうか?

だって妖怪が暴れて、被害を受けて、そこから鬼太郎に手紙書くんですよ?

鬼太郎が手紙見て 「父さん、どうやら事件のようですね」 とか言ってる間に

依頼人はのづちに吸い込まれてるわけですよ?

鬼太郎は来週の予告で 「扉の向こうで、なにかが起こる!」 とか言ってましたが

鬼太郎が知る頃にはもうすでにコトが起こってるわけで。

妖怪達はその性質上日本各地で暴れなきゃいけないので

ご近所でしか事件を起こさない昨今の仮面ライダーとは勝手が違うのです。

だからメール! 鬼太郎もとっとと携帯電話を買うべきなんですよ!

オープニングで 『お化けにゃ学校も〜 試験もなんにもない』 と歌ってますが

写メールくらいはあってもいいと思います。

そういやゲゲゲの鬼太郎アニメシリーズは現在第4部まで製作・放送されており

第1、第2部はン十年前、第3部はうちらが子供の頃 (これが一番有名)、

第4部は5年くらい前に放送されてたらしいですが、

こないだ友人宅でビデオで見たゲゲゲの鬼太郎第4部では

鬼太郎の髪型にシャギー入ってました

おまけに性格は3部までの快活少年はどこへやらの鬱全開

漫画版でねずみ男蹴っ飛ばしながら 「うっせーこのやろー」 と言ってた姿はどこにもありません。

シャギー、内向的、上目づかい。 もひとつおまけに半ズボン。

そのあまりの貧弱っぷりに 

「なんだよこの鬼太郎! こんなの鬼太郎じゃないよ! ショタ郎だよショタ郎!」 と言って

鬼太郎ファンの友人にけっとばされた思い出がありますが、

まぁともかく鬼太郎さんにはより迅速に子供達を助けるべく

もっとメールとか携帯電話とか文明の利器に頼って欲しいですね。

そんなわけで、もしこの僕が平成版ゲゲゲの鬼太郎 (第五部) の監督を任されたとしたら

なんかもういろいろ今風にモデルチェンジさせたります!

まずタイトルですが、ゲゲゲの鬼太郎の ”ゲゲゲ” の部分が古臭いので今風に

ゲゲゲーゲ・ゲーゲゲの鬼太郎に改名します。

そして鬼太郎はシャギー+シルバーアクセで都会派を演出。

ちゃんちゃんこはやめてタートルネックのサマーセーター

猫娘は名前を猫娘。に改名させ、メンバーを増えたり減ったりさせる。

あと先に言った通り妖怪ポストは廃止。 鬼太郎の家に光通信を引かせます

地方の依頼にも即座に対応。 24時間いつでも受付け可能。


 「鬼太郎、依頼が入ったわ。 場所は佐賀県エリアB-24ポイント。 ダイダラボッチよ!」


 「わかった猫娘! いまi-modeで新幹線のチケットを取るよ」 (ピッ ピッ)


 「待って鬼太郎! 駅すぱあとで新幹線の時間を調べるわ!」


 「よしじゃあ一反もめん! 近くの駅まで乗せてってくれ!



なんかヘコんでる一反もめんを降りた鬼太郎は最寄り駅から東京駅へ。

だが新幹線に乗った後も安心してはいられない。

依頼人からの写メールで被害状況を逐一確かめたり

モバイルPCからデータベースにアクセスしてダイダラボッチの情報を引き出したり、

Googleから 『ダイダラボッチ 倒し方』 で検索かけたりとやることはいっぱいだ。

そして倒し方がわかったらいよいよ対決も近いので

それまで履いていたゲタからリモコンエアマックスに履き替えます。

ニューヨーカーにも人気のエアマックス03年モデル。 ヤフオクで落としました。

村人の前に姿を現すときはオカリナではもう古いので

ストラディバリウスを弾きながら登場。 曲は 『魔王』。

あとここらへんで時間的に残り10分くらいになるので

一旦鬼太郎から場面が変わって夢子ちゃんの入浴シーンが入ります。

「へへへ・・・ 夢子ちゃ〜ん」 「キャーねずみ男さんのエッチー!(ザバーッ)」 「ぶわっ!」

はい、2人ともありがとうございました。

そして場面は再び鬼太郎に移り、敵の妖怪をやっつけるシーンへ。

ここはもうCGを駆使したり、意味もなく鬼太郎の上着が破れて胸のネックレスがキラキラしたり、

「終焉なき悲恋葬送(エンドレス・ソロウ)!」と鬼太郎がなんか大技ぶっぱなして終了。

あとはもう放送時間も少ないんで夕日をバックに

「本当に悪いのは、妖怪よりも自然を壊す人間なのかもしれない・・・」 と

余計なメッセージ性を含むセリフでエンディングへ。


ゲ ゲ ゲ  ゲ ゲ ゲ  ゲッゲッゲ〜 ♪

ゲ ゲ ゲ  ゲ ゲ ゲ  ゲッゲッゲ〜 ♪


あ、エンディングはタッキー&翼です。




そんなわけでね、すっかり都会っ子風になったゲゲゲの鬼太郎。

いくら妖怪とはいえいつまでも古い体質に囚われてちゃいけないと思うんですよね。

だから第4部までの鬼太郎ももっと頑張って都会っ子風、

つまりシティーボーイズにならないといけないんですよ!

シティーボーイズ! シティーボーイズ!

あ、シティーボーイズにきたろうはもういましたね!!










<「扉の向こうで、なにかが起こる!!」






しりとりエッセイ Update:2004/9/18(Sat) 03:00


BBSにまた 『このサイトの読者に女子高生っている?』 スレが立ちましたー!

そのスレがすごい伸びてます! 女子高生からかなりの書き込みの数!

このサイトを見ている女子高生が結構存在することを知りましたー♪




日本の将来がとても心配になった。

こんなスキマ産業サイト見ないでください。 遊星です。


さてさて、しりとりエッセイなる企画に参加することになりまして。

この企画は簡単に言ってしまえば前の人が書いたエッセイのタイトルでしりとりしながら

次の人がエッセイを執筆する企画なわけですが、

普段ものすごい真顔でドリルクンニとか書いてる私がエッセイなんて書けるはずもないわけで。

だいたいエッセイってなに? 自分語り?

内田春菊みたいに自分の旦那の悪口書けばそれがエッセイなのだろうか。

そうか、配偶者の悪口だね! 自分の配偶者の悪口書けばそれでエッセイ完成なんだね!!

でもそれ前回やったしなぁ

わからん。 エッセイってなんだろう。 自分の考え書けばそれがエッセイなの?

ナンシー関みたいに文章の最後に芸能人の顔の付いたハンコ押せばエッセイなの?

だったら俺、今からダイエー行ってイモ買ってくるんだけど。







そんなわけでエッセイとはなにかわからずじまい。

仕方ないので手元の辞書使って調べてみることに。




エッセイ : 随筆・随想

随筆 : 筆者の体験や見聞を題材に、感想をも交え記した文章。
      現在は、新聞・雑誌から求められて掲載する、書き流しの肩の凝らない短章
      指すことが多い。

随想 : 人生や社会の一断面について心に浮かんだ着想をテーマに、
      学問的な考察を加味してまとめた文章。




人生や社会の一断面について心に浮かんだ着想。 書き流しの肩の凝らない短章。

そういう意味ではですね、自分の元旦那の悪口書いて小銭稼いでる内田春菊は

少々書き流しすぎの感が否めませんが、

そうか、自分の体験や見聞が題材か。 学問的な考察が重要か。

エッセイ、思っていた以上に中々奥が深いです。

そんなことを思いつつこの企画の参加者はどんなエッセイを書いたのかな?と思い

過去ログあさって読んでみる。

ほう、Black徒然草のじゃまおくんは前の人が 「い」 で終わったから 「い」 でスタートかぁ。

どんなエッセイ書いたのかなぁ? それ。 (ピッ)






Black徒然草 じゃまおくん


いかレスラー うきうきウォッチ





いかレスラー うきうきウォッチ。

なんだか自分がエッセイについて悩んでるのがバカバカしくなってきましたが、

読んでみるとこれが見事なエッセイ・・・ なわけはなく見事なまでにいつも通りの映画レビュー

イカVSタコの海鮮対決だとかイカだからキック技が上手いだとか、

ルー大柴の演技はムラが多いだとか書いています。

エッセイだっつってんのになんてもん提出してんでしょうかこの人は。

ひょっとしたらじゃまおくんにとっては

人生や社会の一断面 = いかレスラーなのかもしれませんが、

このしりとりエッセイ企画の2番手だっていう自覚はあるんでしょうかじゃまおくん?

普通野球でいえば2番手っていうのは塁に出た1番手を送る役目なのに、

出てきたエモノがいかレスラー。

バントでホームラン狙ってどうするんでしょうか。

まぁここらへんはこないだじゃまおくんと飲んだ時に

梅サワー片手に叱っといたからいいんですが、

ともかくそんなこんなで回ってきましたしりとりエッセイ。

私に回ってきた最初の一文字目は 「」。 くじらの 「く」。

これは慎重にいかねばなりません。 なんせエッセイです。 人生や社会の一断面です。

斬新なアイデアで閲覧者を惹きつけなくてはいけないのですよ!

さて、「く」 で始まるテーマ・・・ 「く」 ・・・


「く」 ・・・  「く」 ・・・




 「く」 ・・・







くそみそテクニックなんてどうだろう。


やらないか」 について熱く語るエッセイ。

そんで閲覧者引かせてこの企画続けなくなるとか。

もしくは 「クラムボン」 とか 「ん」 で終わらせて企画自体を終わらせるとか。

どーよこの斬新なアイディア! これどーよ! フフン!!

そんなことをじゃまおくんに言ってみたら

なんで終わらせようとしてるんですか?」と言われました。


それもそうだ。



というわけで、次回はエッセイです。






しりとりエッセイ(本番) Update:2004/9/23(Thr) 03:00


パピヨンをヨン様と呼ぶのはそろそろ飽きたので、

ピヨ彦と呼ぶのはどうだろう。



ごめんなんでもない。 遊星です。

そんなわけで前回の告知通り、私のエッセイです。

以下自分で書いてみて、自分で読んでみた感想。


 1.なにを言いたいのかわからない

 2.電波入ってる

 3.L&Mを読んでないとオチとか意味不明

 4.微妙


この時点で明らかにエッセイではないのですが、

(しかも3に至っては連作企画の趣旨を華麗にシカトしている)

もう書いちゃったものは仕方がない。 ふふ、企画者さんの困った顔が目に浮かぶぜ。

途中自分がなに書きたいのかわからなくなって

半分本気でくそみそテクニックのエッセイ書こうとしてたのは秘密だ。

というわけで、えーと、なんだ、どうぞ。 ↓





食う・寝る・遊んでない Update:2004/9/23(Thr) 03:00



いつの頃からか、自分の頭の中にエンゼルさんが住み着くようになった。




突然人の脳内で生活を始めた闖入者。 妙に笑いに厳しいエンゼルさん。

エンゼルさんは突然右耳からフラフラ出て行ったかと思うと

変わった話を仕入れてきては、宿代代わりに私に聞かせてくれた。

私は、それを日記形式でホームページに載せるようになった。

今から4年も前のことだ。





しりとりエッセイ企画  8人目  遊星

 「等価交換に見出した一筋の光」 → 「リスク」 → 

 「食う・寝る・遊んでない







今日も逝く逝くエンゼルさん

ネタを求めて東へ西へ

死を呼ぶ羽音が帰宅の合図

手に持つ土産は 辛子か蜜か





エンゼルさんとの会話をホームページに載せてから半年が経った頃、

PCを見ていたエンゼルさんに バランスが悪い。 マンネリ感がする。 と窘(たしな)められた。

いつも話が同じようなジャンルだからもっと内容にバリエーションを増やせ、とのこと。

でも急に言われてもわからない。 どうすればいいのだろう。

頭を抱えてたらエンゼルさんの身体がいきなり光りだし、5体に増えた。


「日常 (他人中心)」、「日常 (自分中心)」、「レビュー」、「パロディ」、「ニュース」。


5体のエンゼルさんが課した5つのテーマ。

エンゼルさん【壱号】は日常 (他人中心)について。

会社の先輩の奇行や近所の不思議なお店を教えてくれる。

エンゼルさん【弐号】は日常 (自分中心)について。

一人でできる企画や自虐ネタを教えてくれる。

エンゼルさん【参号】はレビューについて。

変わった漫画やアダルトビデオを教えてくれる。

エンゼルさん【伍号】はパロディについて。

ジョジョの奇妙な○○や替え歌なんかを教えてくれる。

エンゼルさん【六号】はニュースについて。

ネットで拾った記事や時事ネタ・芸能人ネタを教えてくれる。



エンゼルさん曰く、これらをバランス良く更新していけばマンネリは防げるらしい。

なるほど、さすがエンゼルさん。 耳に向かって褒める僕。

他にもエンゼルさん【零号】の 「下ネタ」 がいたらしいが、子供の僕にはよくわからないや。

更にエンゼルさんのレクチャーは続き、

「女性にウケる日記を書こうと思うな」

「M1層に力を入れろ」

「人の集中力は50行が限界だ」

「50行で 起・前フリ・転・オチ の流れを作れ」

などと厳しいレッスンを受けた。 苦しい日々だった。

僕は耐えた。 なにくそという思いでエンゼルさんの特訓を受け続けた。

その甲斐あって、僕は見事女性にウケない日記を書くことができるようになった。



他のスキルは身につかなかった。



平成○年△月×日

エンゼルさん【参号】(レビュー)がヘンな漫画を拾ってきた。

どうせ日記のネタがないんだったらこれ毎週読んでレビューしろ、とのこと。

中身は剣道を題材にした漫画だった。 締め切りは毎週水曜日深夜な、と言われた。

読んでみた。 ダメだった。

ホントは書きたくなかったけど、エンゼルさん【参号】には

昔サスケAVでお世話になったお礼があるので頑張って書いた。

その結果、毎週木曜日だけ1000HIT増える日記サイトになっていた。

そんな日々が1年続いた。

エンゼルさんを恨んだのは、後にも先にもあの1年だけだ。



平成★年↑月↓日

休みの日、エンゼルさんが 「ついてこい」 というので後ろをヒタヒタついていくと

そこには他のエンゼル使いがたくさんいた。

「挨拶してこい」 と言われたが誰が誰だかわからず終い。

すみっこの方でレモンスカッシュ飲んでたらエンゼルさんに頭をはたかれた。

エンゼル使いにもいろいろいるもので、全てのエンゼルさんと仲良く暮らす人、

エンゼルさん【参号】(レビュー)だけが妙に成長してる人、

また女性なのにエンゼルさん【零号】(下ネタ)一匹だけで生活する人もいた。

いろんな人がいるものですね。

あと結構有名なエンゼル使いの人を何人か見かけたけども、

そういう人に限ってエンゼルさん達は妙に痩せ細って見えた。


なぜかは僕にはわからなかった。




平成〒年@月(^-^)日

エンゼルさん【壱号】 (日常・他人中心)とケンカしてしまった。

理由は最近外で遊んでいないから。 外で遊ばないとエンゼルさん【壱号】はネタを拾えなくなるらしい。

これは引き篭もりエンゼル使い症候群(HAMシンドローム)と呼ばれる病気であり、

私のような食って・寝て・遊んでないエンゼル使い達がよくこの病気にかかるという。

なんとかしないとエンゼルさん【壱号】との仲がどんどん険悪になり

終いには外で遊ぶ描写が一切ない日記しか書けなくなるという恐ろしい病気。

さらに間の悪いことに、こないだエンゼルさん【弐号】(日常・自分中心)にせがまれて

同じコミックスをたくさん買ってあげたことに対し【壱号】が嫉妬しているようだ。

あぁ、ごめんよエンゼルさん。 でも仕事が忙しいから外で遊んだりできないんだ。

そう言うとエンゼルさん【壱号】はどこかへ飛んでいき、

1時間後、にっこり笑って茶色の紙を取り出した。


「どこへ行ってたんだいエンゼルさん。 これからは時間を見つけて遊ぶから許しておくれ」


「うん、でも大丈夫 (にっこり)。 この茶色の紙にチョチョイとサインするだけであら不思議、

 異界の者が現れて僕の代わりに他人いじりのネタを提供してくれるんだ」


「えぇ、それはすごいお買い得。 早速サインするよ」


チョチョイ チョイ チョイ


「よし、これでいいのかいエンゼルさん・・・   ・・・エンゼルさん?」 (キョロキョロ)


エンゼルさん【壱号】はどこかへ飛んでいってしまった。

なぁに、きっとすぐ戻ってくるさ。


次の日、異界の者が現れた。 エンゼルさん【壱号】の代わりに来た日常・他人中心ネタ担当。

ところが異界の者は寝転んで漫画を読んでばっかでちっとも働く気配がない。

仕方ない。 ここは主従関係を強調すべく働きたまえと言いましょう。


「これこれキミキミ、働きたまえ」

「海に連れてけ」

「え、海かい!?」

「千葉の海がいいわ。 綺麗な海に連れてけ」

「でも・・・ その・・・」

「ふぅ、ノドが乾いたわねぇ。 ちょっとジュースを買ってきておくれ」

「・・・・・。」



とりあえずコンビニへ自転車を走らせる僕。

なぁに、今だけさ。 きっとすぐエンゼルさん【壱号】が戻ってきてくれる。

今はちょっと遊びにいってるだけさ。

そうだよね、エンゼルさん。 そうなんだよね、エンゼルさん。

えぇと、確か炭酸がダメって言ってたよなぁ・・・






今日も逝く逝くエンゼルさん

ネタを求めて東へ西へ

死を呼ぶ羽音が帰宅の合図

手に持つ土産は 辛子か蜜か






Gaっくん Update:2004/10/08(Fri) 01:00


”カウント・ダウン TV”





「「「TVの前の皆さん、こんばんわぁ〜〜!」」」

「秋を彩る音楽の祭典、CDTVの時間がやってまいりました!」

「先週トップの宇多田ヒカルちゃんをGLAY、EXILEがどこまで追い上げるかに注目だよぉ〜!」

「月イチ恒例TOP100もあるのでお見逃しなく〜〜♪」

「それではランキングに入る前にまずはこのコーナーから!!」

(ジャジャン ジャン ジャジャン)



  GUEST LIVE
       1




「GUEST LIVE1組目はCDTV初登場の新人、Gaっくんの登場で〜す」

「Gaっくんは自分でCDを自作してデビューしたという実力派シンガー。

 このデビュー曲も作詞に2ヶ月かかったという本人絶賛の自信作らしいよぉ〜!」

「Gaっくんの踊る超セクシーなダンスにも注目なんだって〜!」



「「「それではGaっくん、よろしくぅ!!」」」


















CDTVをご覧の皆さんこんばんわ。 Gaっくんです・・・。
えー、なんとですね、今週僕のニューシングルが発売となりました・・・。

そんなわけでね、今日はTVの前の皆様にも聴いて頂きたいと思います。
なかなかシックな感じに仕上がったのでね、聴いてもらって、
気に入って頂けたらと思います。

それでは、どうぞ・・・。














『身体が浮くほどセレナーデ』

 作詞・作曲 Gaっくん
 唄       Gaっくん








 別れた彼女に未練はないが 貸したCD返ってこない

 今日も一人で相撲を見るか ケガが多いぞ朝青龍



はぁ ヨサコイ ヨサコイ ヨサコイコイ



咥えタバコに女豹の香り

悪いやつほど 祭り好き

身体が浮くほどセレナーデ

そんなお前はデストラーデ




(間奏)










あんな女に未練はないが もらったシチューが捨てられない

朝からトイレできばるとするか カギを閉めろよ親父どの



ススイ スイスイ  自殺未遂



水平チョップに女豹の香り

悪いやつほど カニバサミ

集めて早し 最上川

そんなお前はデストラーデ








(セリフ)

 所ジョージとテレサ・テンが結婚すると
トコロテンになるのかなぁ











 PL学園 永久に
 
 向上の道 進むなり

 ああ PL PL 永遠の学園

 我が母校













ジャーン・・・・・。





「センキュー!」






































L&Mの歴史(前編)  Update:2004/10/9(Sat) 16:00


祝! 1000万HIT達成記念企画!


あの頃僕らは若かった!
〜L&Mの歴史を振り返ろう〜 (前編)



はいそういうわけでね、ついに1000万HITになってしまったこのL&M。

うれしいですよね! なんていうか、みんなのおかげというか、

みんなに愛されてここまできたというかね・・・ (ホロリ)

愛! 素晴らしい言葉! みんなの輪の中に僕がいるわけですよ!

僕の今までの努力や成果がこの1000万という数字、いや数字じゃない!

僕の今までの努力や成果が1000万という
の中に詰まっているわけですよ!!

愛っていいよね!
愛っていいよね!! (*^0^*)

そしてこの記念HITに多くのサイト様からお祝いリンクを頂きましたYO〜♪


まず呑んでBacchusさん!

続いてEngels zimmerさん!



























以上2サイト! ありがとうございました〜















俺、愛されてないのかなぁ・・・。


マテと。 ちょっと待ってみようかと。

2件てキミタチ。 松岡修造のテニス教室だってもっと人は集まるよ!

もっとこう、ないの!? お祝いコメントとかないの!? うちを讃える記念企画とかないの!?

たとえばその、
ちゆデーみたいなやつとか・・・。

遊星デーと称していろいろ私のマネしたらいいんですよ!

AVレビュー書いたり、コミックス大人買いしたり、

ヨメにウソついて大阪遊びにいったりしたらいいんですよ!

そんなわけでね、どこもしてくれないんで記念企画はうちでやります。 (当たり前だ)

記念企画、掲示板上で1000万HITの記念カウンタを踏んだえあさんが

”過去のテキストをそしらぬ顔でおヨメさんに見せてみた時のレビュー” なんてどうでしょう?

と言ってるのを
華麗にスルーしつつ

L&Mの今日までの歴史(日記部分のみ)をここでご紹介したいと思います。

今より遡るは3年半前、2001年3月に開始した日記サイトとしてのL&M。

最初の頃はこんなことしてましたというのをお楽しみください。







■L&Mの歴史■  〜前編〜




2001.3.下
 日記スタート : 

 「日記じゃないじゃん」と10人中10人に言われるWeb日記を始める。


 「侍魂」のヒットマン事件簿を偶然見て 「こういう表現の世界もあるんだなぁ」 と感化されたので日記形式のテキストを始めてみることに。 自分としては読みやすさを前面に出したつもりなのだが様々な人から 「色使いが悪い」 「フォントいじりがキツくて目がチカチカする」 「まずメモ帳にコピーしてから読んでます」 という意見が。 まずメモ帳にコピーて。 また日記掲載も不定期で、テキストサイト管理人に義務化されている毎日更新なぞハナから無視している。

 ちなみに日記開始2日目にして 「作者取材のため今回はお休みさせて頂きます」 というネタを使っており、この日記企画に対する姿勢が後ろ向きという事が伺える。

ともかくL&Mの日記はここからスタートした。




2001.4.下
 日記 女柔道家シリーズ スタート

 L&M最初のバカAVレビュー。 勝てば賞金、負ければレ○プされる内容のAVを見た感想を記している。

 なぜかビデオ屋で借りてしまったソフト・オン・デマンド社のバカAV 『女柔道家VSレ○プ魔』。内容はレビューを見ていただくとして、今日本に存在するどんな政治本や環境ビデオよりも 「このままじゃ日本はダメになる」 と思わせてくれたビデオ




 痛い日記WebRINGスタート : 

 自称自虐系のイタい日記サイトを集めてWebRINGを作ろう!というその場のテンションだけで始めてみたWebRING企画。 最終的に250サイト以上の日記サイトが加入した。


 遊星のトラウマその1。 いやその・・・当時は 「痛い」 っていう単語が流行ってたんですよ。 今思うとホント恥ずかしい。 加入希望のメールがくる度にかなりヘボい自作のWebRINGバナー渡して 「ハイこれバナーなんでTOPページに飾ってくださいねー。 それじゃあいっしょに痛い系サイトを目指して頑張りましょう!」ってメール出してた。 アホですわ。 このWebRING作った当時は毎日地味〜に加入サイトが増えていくのが楽しかったのか、ニヤニヤしながらPC見てました。 フフフ、また今日も1サイト増えたって。 もう君たちは逃げられないよって。 今は僕がこの過去から逃げだしたいですね。




2001.5.中
 日記 ヲタT先輩シリーズ スタート: 

 私と机を並べて仕事をするブタ、失礼ヲタT先輩の楽しい楽しい観察日記。
 
 L&Mの初期を支える、当時一番反響を読んでいた日記シリーズ。 当初はヲタTくんの生態をシートン動物記な感じで書いていたのだが最終的にファーブル昆虫記になっていた。 夏場はホントに体臭がクサく、彼と仕事をし始めてから鼻毛が伸びるのが早くなりました。 身体の自己防衛反応が働いたようです。




2001.7.上
 ハンサムオフ参加 : 

 テキストサイト界では有名どころ、ハンサム団のオフ会に参加してみる。
よ〜しここで名を上げて、一気に大手サイトになってやるぜ!!




 
ダメでした。

ちなみにこのオフで当時から有名だった一流ホームーページのゴトウさんとファーストコンタクト。 結構しゃべったのだが多分向こうは覚えてはいまい。 なおこの時ゴトウさんは地方から来た女性から幼女が大勢の男とHするというロリコンエロ漫画をもらい、オフ真っ最中だというのに脇目もふらず一心不乱に読みふけっていた (しかもその後ずっとコスプレについて語ってた)。

オフに参加してみてわかったこと。
大手になると女の子からエロ漫画がもらえる





2001.10.下
 日記 エロテキストシリーズ スタート :

 「毎週金曜日はエロテキストの日」 というわけのわからないスローガンのもと、管理人が過去に体験したエロドキュメンタリーを披露。

 大学時代に付き合っていた女の子はケツ毛がボボボーボだったとかオカマとキスした話だとか、書けば書くほど古傷をえぐられるという読んでる人たち以上に書いてる本人がちっとも楽しくないオール実話日記。
 ここで書いたテキスト「ケツ毛」が妙にウケたらしく、しばらくBBSがケツ毛の話題で一杯になったり他サイトからのリンクコメントが 「ケツ毛サイトとして有名なL&M」 とかになったりした。 死にたい。




2001.11.中
 日記 漫画キャラを使ったパロディシリーズ スタート :

 漫画・アニメで有名なキャラを使ってありえそうでありえないことをやっていくテキストシリーズ

 最初は美味しんぼの海原雄山と山岡さんがメールをやりとりしているだけのテキストだったのが、なぜか2回目から海原雄山のキャラが暴走しはじめて収集つかない結果に。 第2弾のガンダム(シャア・アムロ)も書いていくうちにシャアのキャラが暴走し始める。 あぁ、この企画は長持ちしないんだなぁ。 海原雄山がミニモニ。のじゃんけんぴょんの替え歌をしはじめた時は自分でもなに書いてんだかわからなかった。 アムロとシャアによる三年目の浮気の替え歌、『三連星を踏んだくらい大目に見ろよ』 はなぜか今でも地味に人気がある。




バカ言ってんじゃないわ  バカ言ってんじゃないよ

3年目の浮気

〜機動戦士ガンダム版〜

唄 :  アムロ=レイ & シャア=アズナブル









ザク乗ってんじゃないよ お前とオレは
ケンカもしたけどニュータイプ同士暮らしてきたんだぜ
ザク乗ってんじゃないよ お前がなに乗っても
ガンダム戦では負けたことなど無かった俺だぜ


よく言うわ いつも引き篭もりがちで
ジオンがなにも知らないとでも思っているのね


よく言うよ ヘンなマスクをかぶって
ララァをくれてもいいなら 俺も 考えなおすぜ〜


(チャラッチャ チャラッチャラ♪)



ザク乗ってんじゃないわ


ザク乗ってんじゃないよ


シャア専用
も わからないなんてかわいそうだわ


三連星を踏んだくらい 大目に見ろよ


ひらきなおるその態度が気にいらないのよ


三連星を踏んだくらい 大目に見てよ


両手をついてあやまったって ララァはあげない








馬鹿やってんじゃないよ 本気でそんな
親友騙して 涙も見せずに 「ふ、坊やだからさ」
馬鹿やってんじゃないよ 突っ込むスレッガー
ビグザム潰すぜ 「悲しいけどこれ 戦争なのよね」


よくいうわ そんなガンダム名ゼリフ
あなたの口から出てくるなんて 心うたがうわ


よくいうよ いつもシスコン魂
やきもち焼いても セイラは俺のだ
ララァもよこせよ〜


(チャラッチャ チャラッチャラ♪)


ザク乗ってんじゃないわ


ザク乗ってんじゃないよ


私にだってその気になれば ゲルググいるのよ


三連星を踏んだくらい 大目に見ろよ


ひらきなおるその態度が気にいらないのよ


三連星を踏んだくらい 大目に見てよ


両手をついてあやまったって アクシズ落とす





こういった漫画パロディは後に遊子おねぃさんシリーズ(ラジオの読者相談コーナーで講師役が漫画の重鎮キャラ)やジョジョの奇妙な○○、ヘルえもんなどの2つの漫画を強引に合体させるシリーズに引き継がれる。




2001.11.中
 日記 窪塚洋介に挑戦! :

 
某オフで 「遊星さんは窪塚洋介に似てる」 と言われたのでじゃあ比較してみよう!とネット上で初めてツラ晒した企画。

 ツラ晒したのはいいんですが (いやよくはないけど) 当時窪塚の画像探してみたらなんか白のタンクトップ一丁だったのでこっちもタンクトップ一丁で写真撮るのが恥ずかしかった。 しかも一人でデジカメのセルフタイマー使って撮ってたため、角度が決まるまで何回もデジカメとポーズ場所を往復。 僕の人生の中で親に見せたくないシーンNo.1。 途中デジカメのタイマーセットしたあとポーズ場所に急いで行こうとしてコタツに小指ぶつけて動けなくなった時はなんかもう全てがどうでもよくなったよ。






タンクトップに描かれたシャア=アズナブル氏。





2001.12.下
 日記 L&M 休止式 :

 
日記書くのが疲れたのと会社が忙しくなってきたため一旦休止することに。

 休止を卒業式風にしたパロディテキスト。来賓入場して吹奏楽(チェロ)が始まったかと思いきやチェロ
がうるさいと隣人の吉岡さんがチェロ奏者をナイフで刺殺したり、来賓祝辞が 『BOOK OFF店員の「いらっしゃいませ〜!」の「せ〜!」の語尾の言い方が気にいらない方々からの祝辞』 とか 『さんまの名探偵でベッドを調べたときパンツが出てきてビックリした方々からの祝辞』とかもうわけがわかんないことになっていた。






こうしてL&Mは一旦活動をお休みすることとなった。
長い眠りにつく遊星。
しかしその3ヵ月後、とあるみちのくプロレス社長が出演していたAVを手に取ったことから
L&Mは再び日記サイトとしての活動を始めることとなる・・・。


次回L&Mの歴史(中編)、
『サンデーが発売した次の日だけはアクセス数が1000ヒット増えるんだよなぁ』 に
ご期待ください。







台風と僕  Update:2004/10/19(Thu) 02:00


そういや未確認少年ゲドーの主人公が 「妹の病気治すんだ」 とかいってフェニックス探してたけど、

一護と隊長2人が
普通に破壊してたよ



アニメ版ブリーチはオープニングが恥ずかしくて早送りした。 遊星です。


いやー台風すごかったですね!!

ネタを出す時期が柳沢のシュートくらい外れてて申し訳ない)

先週土曜日、突如日本列島を襲った史上最大級の大きさを誇る台風22号。

普段台風なるものは関東地方など目もくれず通り過ぎるもんなのですけど、

今回の大型台風22号はなぜかいつもみたいにスルーせず南関東に上陸。

こないだうちの近くに美味しいチャンポンを食わせる店ができたんで

たぶん
それ食いに来たんだと思いますが、

その台風22号くんがステキに猛威を振るったのは皆さんご承知の通りです。

あのね、ホント、ひどい。 22号くんは人の気持ちのわからない
悪い子

その日は私、どうしても外せない用事があって出かけなくちゃいけないというのに

そんな日に限ってわざわざ関東上陸して雨風ゴーゴーいわす台風22号。

台風なのに空気が読めないとはなかなかのアメリカンジョークですが、

まぁ私も私で台風が一番ひどかった16時頃に家を出るという

尾崎豊物語を掲載した直後に編集長が麻薬でとっ捕まった

少年マガジン編集部並みのタイミングの悪さを披露。 この勝負ドロー。

ともかく待ち合わせ時間も差し迫ってきたのでカサ片手に外へ出る。

駐輪場へ自転車を取りに行き、ちょっと不安になりつつも

まぁ所詮は雨と風なんだからなんとかなr
ゴオオオオ






雨が
真横に降っていた。




 イメージ映像



なんでしょうかこれは。
ライブドアの未来の姿でしょうか。

なんか昔ミスター味っ子で味王が料理食ったとき

うーまーいーぞーとか言って
バックにこんな景色が流れてたのを思い出しましたが、

ほかにも隣のアパートの柿の木がバキバキいって今にも倒れそうだったり

コンビニの「あったかおでん」ののぼりがゴミ収集所に
突き刺さっていたりと衝撃映像満載。

隣りにいた近所のおっさんのツラが
蛭子能収が描いたキャラみたいになってました。

外は暴風雨。 しかし約束の時間は迫ってます。

そんなわけでね、ぐずぐずしてられないのでこの雨風吹き荒れるなか

普段着+カサといった装備のまま駅まで自転車をキコキコこぐという

こんぼうとぬののふくでバラモスに挑む並みの特攻を敢行。

僕は勇者です。 こんな雨風などペガサス号 (注:ダイエーで買った自転車) でひとっとびなのです。

走るよ。 走れるさ。 走ってやるとも。 ビュンビュン走ってやるさ!!

さぁいくぞペガサス号!! ヒヒィーーン!!



















キコキコ。





はぁはぁ。





キコキコ。





はぁはぁ。





キコキビョオオオオガンッ ガリッ痛ッ!

ガシャーン!






走れるか!! (ノ ̄□ ̄)ノ ~┻━┻σ






つづく。  (続くの!?)





台風と僕(後編)  Update:2004/10/22(Fri) 03:00

前回のあらすじ>

台風の日にカサ持って自転車こいだらちっとも前に進み
ガシャーン






ビョオオオオオ


河川は氾濫し、下水道は崩壊。

道すがら歩く動物の姿はなく、木々達は風に煽られ枝葉を散らす。

車はタイヤ上部まで水に浸り、飛んできたコンビニののぼりがゴミ収集所に真横に突き刺さる。


本当にこれは日本の景色なのだろうか


たぶんボブ・サップのパンチ食らった曙もこんな世界を垣間見ていたと思われますが、

とにもかくにも外は水、水、轟音、水の世界だったわけで。

こうなると親も子供が心配になるもんで、外でカッパ着て遊んでた子供を

家から出てきた親が強制的に部屋へと連れ戻してました。

外は危ないから、出ちゃダメよ? (鎖でカギを閉めながら)

それにしても風が強い。 耳元がゴーゴーうるさいです。

これが赤松健の漫画だったら

「風が吹く」 → 「前を歩いていた女子高生のスカートがめくれる」 → 「パンチラシーン」

ステキ3段活用が展開されるのですが、

現実問題こんな日に女子高生が外なんざ出歩くわきゃないわけで。

ハッ めくれろよ! なんでもいいからめくれてみろよ!

まったく漫画と現実は全然違いますな。

んで視界のすみっこで お、なんかヒラヒラしたのがめくれてるなー と思ったら

俺のカサがめくれてたわけで。 カサかよ、ハハハ。




俺のカサー!!


なんということでしょう。 この強風ゆえ骨の部分が耐え切れずぶっ壊れてしまいました。

もはやこの物体に雨風を凌ぐ力はありません。 さよなら、マイアンブレラ。

いやまだだ! まだ骨は折れても布の部分は3分の2ほど残ってる!

この3分の2の領域に身体を無理矢理ねじ込ませなんとか雨風をしのポッキン




折れたあ。




イメージ図



びっくりした。 まさか柄の部分からポッキリいくとは思わなかった。

しかも右手に握っていた柄の部分はそのままに、向かい風にあおられ

7mくらい後ろにふっ飛んでいくカサの部分。

ジオングの頭部かお前は。

どこへ行くんだ僕のカサ。 ご主人様を置いてかないでおくれ。

なんだか太ったヤツが演じたメリーポピンズみたいになってしまいましたが、

なんだろう、身体が寒い。 全身ずぶぬれなので身体の芯から寒い。

正直僕の身体に濡れていないところなんてありません。 服はもちろんクツの中までグチョグチョです。

聞いてくれよマイケル、台風でずぶ濡れになっちまったぜ。

おいおいジョニー、そんなにずぶぬれだったのかい?

あぁ、でも昨夜のうちのワイフほどじゃないけどな! HA HA HAー!


HA HA HA−!











寒さは人をダメにする

すでに思考がまともに働いておりません。 誰か、誰か僕に暖かい毛布を!

そんなこんなで自転車キコキコこいでやっとこさ駅の駐輪場にたどり着いたのですが、

なんかもうヒドイ。 バケツ頭からかぶった以上にずぶぬれ。

セットした髪はとっくの昔にくずれ、歩いてるだけでクツの中から水が沁みだしてきます。

駐輪場のおじさんが哀れんだ目でこちらを見てきたのが印象的。

なんで僕だけがこんな目にあうのでしょう。 世の無常さを嘆くばかりです。 はぁ・・・。

・・・しかし、しかしです。 こんな世の中にも神はいたのです

ずぶぬれで歩く僕の前に、キリストが現れ奇跡を起こしてくれたのです!!

あぁ、まさか私のような哀れな子羊に神のお慈悲が頂戴できるだなんて・・・・

それでは皆さんといっしょにその愛と感動の奇跡、現代に生きるキリストを見ていきましょう。

カウントダウンッ!




  




  




  






遊星 「 (ゴソゴソ) はいおじさん。 これ、駐輪代の80円 」


おじさん (私の姿を見て) 「 あーいいよいいよ。 タダでいいよ 」


遊星 「 え、タダ!?








現代に生きるキリスト――


知らなかった。 人の優しさがこんなにも大事なものだと思わなかった。

こんな台風のなか営業するのも大変だというのに、

ひどい格好の私を見て 「タダでいいよ」 と笑顔で言ってくれた駐輪場のおじさん。

身体は冷たくて寒いんだけど、なんだろう、心が温かい・・・

カサは折れても心は折れぬ

服も荷物も水浸し、身体が濡れてカゼひきそう、仕事は大変だし給料少ないしマリッジブルーだし・・・

だけど、あのおじさんの笑顔でなんとか頑張れそうな気がする。 僕はそれだけのものを手に入れた。

他人から見れば駐輪代80円が浮いただけかもしれないけど、

僕の心には80円以上のものが残ったんだ

僕の目が濡れていたのは雨のせいだけじゃない。

きっともう僕は弱音を吐かない。 苦しいとき、辛いときはおじさんの笑顔を思い出すんだ!

そして一人意気揚々と駅に到着。 ふぅ、ここまで長かった。

ふと見ると電車止まってる。 寒い。 もうダメだ。 (えぇー!?)

そりゃ予想はしてたけどさー、本当に停止してることないじゃんよブーブー!

発車時刻はとうに過ぎているというのに電車はホームで待機中。 動く気配すらありません。

少しでも風を避けようと駅の階段でうずくまる遊星。 ああああ寒い。 ほんと寒い。

いつも寒そうにしてるホームレスの皆さんが暖かそうなダンボールにくるまりこっちを見ています。

なんだいちくしょう! ホームステイしたい。

つかJRめ! 「復旧の見通しがたつまでしばらくお待ちください」 のアナウンスを

さっきから何十回繰り返してんだよ! こっちは聞き飽きてるんだよ!

寒さで頭がぼーっとしてきたのか

自分が温まりつつJRに嫌がらせができる行動を考えだす私。


駅に放火。 ・・・ダメだ、ただの犯罪者だ。


濡れた服を脱いで全裸でマラソン。 ・・・ダメだ、ただの変態だ。


トイレでオナニー。


・・・これや! トイレでオナニーや!!

自分が温まりなおかつJRに嫌がらせができるというこれ以上ないくらいのナイスアイディア。

すごいっしょ! 僕天才! 僕天才!

発車時刻までトイレでオナニー。

これがホントの発射時刻!! なんつて! HA HA HAー!!




















寒さは人をダメにする。




結局遅刻しました。





二村監督とご飯食べにいこう!(前編)  Update:2004/10/27(Wed) 03:00

ピンポーン


10月のある日、おはらさんからメールが届きました。




【タイトル: 食事会行きませんか


遊星さんへ :

 今度二村監督にご飯奢ってもらうことになったんですが
 他にもいろいろ人が来るんで遊星さんも参加しませんか?






ほうほう、ご飯をおごってもら・・・

え、
二村監督!?




二村監督
 :

 当サイトではお馴染み
『連邦軍が捕まって!あんなことも!こんなことも!』 (通称シャアAV) において

ダンボールで作ったシャアマスクをかぶりセイラを犯すわフラウを犯すわ、

ジオン最悪の拷問だといいつつ掃除機で女優の乳首スコスコ吸うわ

サンライズからコロニー落とし食らってもおかしくないくらいのおイタしたAV監督。

ダイエットする前の太ってたときにシャアAVをやってしまったため

これはシャアじゃなくて
ランバ=ラルなんじゃないかと思われたこともしばしば。

これだけいろいろ危ない橋渡ったりハードル飛び越えたりしてるにも関わらず

自分のBBSで 「
次はキシリアで撮りたいですね」 と発言したラスト・サムライ。

なお私が監督に土下座しに行った際にもらった二村監督サイン入りガンダムAVは

今も私の家の押入れ深くに眠っている。 (ヨメに見つかったらアウト)

参考: 
  シャアAVレビュー (うちのサイト)

  シャアAVレビュー (たかもも屋さん






最後に会ったのが昨年12月なんで、二村監督に会うのは約1年ぶり。

しかもご飯を奢ってもらえるとあっちゃあ行かないわけにはいきますまい。

そんなわけでいっしょに参加する人って誰? って聞いてみたところ

おはらさんから以下のメンバーだというお返事が。




参加者 >

ニ村監督 (Dogma×二村ヒトシ

おはらさん (おはら汁

さらしるさん (Tentative Name

かーずさん (かーずSP

たびさん (変人窟

みずはさん (裏MIZUHAの憂鬱

ゴトウさん (一流HP

遊星





なんだこれ。


かーずSP、変人窟、Tentative Name ・・・・

なんでしょうかこの存在自体が処理の重そうな連中は。

たぶん4人並んで歩くだけで
画面がチラついたり一人消えたりすると思いますが、

こんな人達集めていったいなにをしようっていうんでしょうか。

しかもメールをつつっと下に下げていくと飲む場所がなんと六本木

パトロンが二村監督、ホスト役がおはらさんというだけでもなかなかのピカレスクロマンぶりなのに

メンバーがこれで場所が六本木という

なんかもう
林真須美のカレー試食会並みにうさんくさいことこの上ない食事会。

僕が思うにこれは食事会という名を借りた

二村監督の次のビデオの
汁男優オーディションなんじゃないでしょうか。

わーごはんだごはんだーと思っておなべのフタ開けたら
白いブリーフが目の前にポン

お金は出すけど、
君たちには違うモノ出してもらうよってなもんですよ!

えっと、みずはさんが小さい頃からの夢は男優だったって言ってました・・・ (仲間を売る練習)




そんなわけでね、久々に二村監督に会うのに手ぶらじゃなんなので

武装錬金4巻をカバンに入れつつ六本木へ向かった私、遊星。

ちなみにうちのヨメに今日は六本木で飲んでくるからと言ったところ

え、なんでアンタが六本木で飲んでくるのよ! あたしも連れてきなさいよ!」 と

鼻をフンガーと鳴らしながらすり寄ってきました。

あたしも連れてきなさいてキミ。
無理にきまってるだろそんなこと

二村監督とうちのヨメが同席になるという私にとっての逆・ドリームキャスト。

そんなツートップ見たくもありません。

というわけで 「アカン、駄目。 家でめちゃイケでも見てなさい」 と

手をヒラヒラさせながら断ったところ、



なによアンタばっかりイイ思いして! く、口惜(くちお)しい・・・!





く、口惜(くちお)しい・・・・・。

なんでしょうかこれは。 捨てられた古女房でしょうか。

今にも
あの女のところに行くんでしょ!とか言い出しそうな表情でヨメが見てますが、

僕はなぜ六本木でご飯奢ってもらうだけなのにこんな顔されなきゃいけないのだろうか。

私、25年生きてきて
口惜(くちお)しいなんて言われたのは生まれて初めてです。

ともかくこんな女相手にしてられません。 ガンダムSEEDを予約録画して、六本木へGO。

待ち合わせは六本木駅出口にあるアマンドとかいうお店の前。

田舎から来た大学生のごとく上を見ながらお店を探します。 アマンド、アマンド・・・

あれは違う、あのお店も違う・・・




「ALMOND」




うーんあれは 「アーモンド」 だしなぁ・・・・。


それだよバカ者。

結局そのお店が待ち合わせ場所だと気付くのに時間がかかり、

着いた頃にはゴトウさんがすでにスタンバイしておりました。

さすがゴトウさんです。 存在するだけで六本木を
秋葉原臭に変えてます。

挨拶がてら 「いやーALMONDをアーモンドって読んで混乱しちゃいましたよー」 と

さっきの失敗談を言ってみたところ、

あぁ、素人はそういう間違いするんですよね」 とゴトウさん。

六本木は僕の庭だからねとでも言いたげな表情です。 きぃっ!
口惜 (くちお) しい!

そのわりにはゴトウさん、六本木の質問してもなんだか目が泳いでたり

言葉巧みにかわしたりとなんだか落ち着きない様子。

「ホントに詳しいんですか?」 と更につっこんでみたところ


いや僕ホント六本木詳しいんですよ。 こないだも六本木ヒルズ行きましたからね


ゴトウさん・・・。 (つД`)

六本木ヒルズ=六本木のステータス。

なんだかちょっとエロ本読んだだけで

女の胸は下から揉むのがコツなんだぜとか言ってた友人を思い出しましたが、

まぁゴトウさんはどうでもいい。 今日の目的は2つ。

二村監督に久々に会うこと、
そしてたびさん@変人窟にお礼を言うことなのです。

なぜうちのサイトがこれほど多くの人に読んでもらえるようになったかというと

それはサスケAVレビュー、シャアAVレビューを

立て続けに変人窟で取り上げてもらったからなのです。 (そこからアクセス数が増えた)

そんなたびさんとは今日が初顔合わせ。 これはお礼を言わねばなりますまい。

変人窟といえばうちがサイト始める前から存在していたニュースサイト界の老舗も老舗。

サイトの落ち着き具合や普段のPC・ネットの知識からみるに

きっとたびさんは30超えたちょっとオタク風のナイスミドルなのでございましょう。

見える見える! スーツをビシッと着込んだナイスミドルたびさんが見えるよ!

ちなみにたびさんは昨日まで香港のコスプレ大会に行ってて、

今日日本に戻ってこの食事会に参加するんだとか。

あぁ、早く来ないかなぁ・・・

あ、おはらさんが来た。 今日はお招き頂きありがとうございます。

あ、みずはさんじゃないですか。 またえらくやつれましたね。

はじめましてさらしるさん。 今日は宣しくお願いします。

そして待つこと20分後、 ここは六本木でしかも10月の寒くなってきた夜だというのに

二の腕丸出しの無地の白Tシャツ一丁の若者がこっちに走ってきました。



「いや〜遅れました〜」











なんだこのこわっぱは。


突如として現れた謎の白Tシャツの若者。 ダイエーの紳士服売り場から逃げ出してきたんでしょうか。

遊戯王カードあげるから帰ってくれないかなと思い始めたころ

おはらさんの言葉によりどうもこの人がたびさんということが判明しました。

え、たびさん!? この若者があのたびさんですと!?

突如現れたこのファッションテロリストに六本木の街は話題騒然。

あなた本当にあの変人窟の管理人さんなのですか?

僕にはどう見ても
ピョン吉に逃げられたヒロシにしか見えないんですけど!

その後も10月の夜で肌寒いのか白Tシャツから出る腕をさすりながら

「いやー香港のコスプレは意外に良かったですよー」 とカルチャーショック気味に言うたびさん。

僕には今のたびさんの格好の方が
カルチャーショックです。

ともかくこのオサレな外人やケバいねーちゃんが歩く六本木に白Tシャツ一丁という

ドン小西が見てたら
カウボーイブーツで蹴っ飛ばしてきそうな格好で現れたたびさん。

さすが、九州旅行中の日記で疲れただの移動が大変だの書いてたと思ったら

次の日飛行機乗って
香港のコスプレ大会に参加してた人はやることが違います。

ひょっとしたら今のこの白装束も
パナウェーブ研究所のコスプレなのかもしれませんが、

なんかもうたびさんすげー寒そうです。 鳥肌はもちろんなんか唇が紫になってきました。

心配です。 心配なのですがもちろん誰も
上着を貸そうともしません。



たびさん :
 「え、えぇぇと、は、早くお店のほ方へ・・・・」 (ガタガタ)



うん、あの、その・・・・









もう、帰りなよ。




つづく





二村監督とご飯食べにいこう!(後編)  Update:2004/10/31(Sun) 19:30


(ガチャッ) お帰りなさいあなた〜♪

疲れたでしょー。 お風呂にする? 先に着替える? それともウフフ、わ・た・み?










作ってないのかよ。 遊星です。

さてさて、前回二村監督とご飯を食べに行こう!とうわけで六本木に集まったサイト管理人一行。

(おはらさん・みずはさん・ゴトウさん・さらしるさん・たびさん・遊星という

 金田一少年だったらみずはさんが真っ先に殺されそうなメンツ)

二村監督とかーずSPのかーずさんが遅れるというので先にお店へと向かいます。

白Tシャツ一丁で10月の夜はさすがに寒いのか

たびさんの唇がそこらのネオンに負けないくらいパープルになってましたが、

しばらく談笑しながら歩くとお店に到着。 いい感じの和風の飲み屋です。

ちなみに座敷に座った順番が


 さらしる    ゴトウ おはら
┏━━━━┓┏━━━━┓
┃      ┃┃      ┃監督
┗━━━━┛┗━━━━┛
 たび かーず みずは 遊星


と見事なまでにニュース系と日記系に分かれてました。

なんでしょうかニュース系の皆さんは。

そんなに僕らピークの過ぎた日記サイト管理人との同席は嫌なのでしょうか。

日記側も日記側で4人が4人とも

なんだよこのでがらしカルテット」 とか思ってたに違いないですが、

おっとそうだった。 たびさんとかーずさん (さっき来た) にお礼をしなければいけません。

いやーいつもうちのサイト取り上げてくれてありがとうございます、と武装錬金4巻を2人に渡す。

するとたびさんから 「あ、こっちも遊星さんにお土産があるんですよ」 と

中国語版武装錬金を渡されました。



 中国語版武装錬金1〜3巻





 とっこさん登場シーン 「バルキリースカート!」



そんなわけでね、2冊人にあげたと思いきや3冊になって帰ってきた武装錬金コミックス。

これについては武装錬金5巻発売時にご紹介するとして、

こんな貴重なものを頂けるなんて、たびさんありがとうございました!

いやーさっきからピョン吉に逃げられたヒロシだのパナウェーブだの

いろいろ書いちゃってすみませんでした。

もうこれからはたびさんの悪口は書きませんよ!

(注 : うちのサイトで悪口を書かないということは

    この先この日記上でたびさんが登場する描写は一切ない、ということです)


とまぁ普段お世話になってますだのちゆAVの時はこんな裏話があっただの、

みずはさんは女優を縛って血がにじまないと興奮しないだの

いろいろいらん話まで交えながら談笑してたら


 (ガラッ)  「遅れてすみません!」


二村監督登場

「おぉー!」 「お待ちしてました!」 「太ってないじゃん」 と各々反応。

一杯飲んだあとは監督の業界トーク (主にドグマでの撮影話) が続き、

アダルトビデオの世界というものを勉強させて頂きました。

( 勉強したのはAV業界というか主に二村監督の奇行なのですが )

ここでその一例を書かせて頂きますと、

えー、L&M版トリビアの泉!



AV監督の二村監督は



女優と男優のカラミのシーンを撮影しているとき














モニターの前で必ずオナニーしている。







へぇー(^^) へぇー(^^) えぇー!?(゜Д゜ )


なにしてんの? 一人でなにしてんの監督?

すごいです。 撮影中だというのに周囲のスタッフ気にせず平気でオナニー。

メガホン握らずにサオを握るとはなかなかのアメリカンジョークですが、

なんでも監督曰く俺が興奮しないアングルじゃ客も興奮しないということで

モニタ見ながら自分が興奮する(=お客さんが喜びそうな)理想のカメラアングルを探してるんだとか。

いいビデオを撮るためならスタッフの前でチンコを出すのもいとわない。

熱い! そのあまりに熱すぎる監督魂に聞いてるみんなも羨望の眼差しです。

まぁ私がスタッフならオー人事に電話するんだけど、

なんかもうAV監督っていろいろ大変なんだという気分になりました。

さらに現場オナニー話は続き


 「へぇ、監督はそうやっていいカメラアングルを探してるんですかぁ」


 「うん、そうなんだよ」


 「ならスタッフみんなでチンコ出して勃起してる数を数えた方がいいんじゃないですか


 「お、それいいね!



いやだよそんな現場。

ここがテキサスだったら 「待ちなよ」 と言ってホルスターに手をかけてるところで
すが、

監督も監督で 「お、それいいね」 とか言ってるんじゃありません。

AV撮影現場のスタッフ全員がちんこ丸出しでさぁ数えなさいって

そんなの日本野鳥の会でも数えたくないと思います。

さらにこの後も監督トークは続き森下くるみはなぜ売れるのかで熱弁を振るったり

マリア様が見ているAVが結構売れているという話をちょっと悔しそうに語ったり、

なぜかホモAVの話になって


監督 「ホモAVを撮るとき・・・ どんな時に現場が一番エキサイトするかわかるかい?」


我々 「いいえ」


監督 「ノンケだよ! 現場に必ずノンケを一人用意して、

 そのノンケを勃たせるときが一番エキサイトするんだよ!






ノ ン ケ



 「俺はノンケだってかまわないで食っちまう人間なんだぜ」



すごいです。 監督の顔がだんだんヤマジュンの描く顔になってます。

(いいこと考えた。 お前俺の乳首に掃除機当てろ)

あと室内がふすまの和式なので会話が廊下まで丸聞こえになるのか

店のバイトの人が入ってくるたびに複雑な表情を浮かべてたのが印象的。

まぁ料理片手に部屋開けようとして 「ホモはノンケが勃起すると喜ぶんだよ!」 とか聞こえたら

そりゃ店員も自然と電話に手がのびるというもの。

バイトの人がふすま開けた時に二村監督のイスにぶつかって 「大丈夫ですか?」 って聞いてたけど、

あれは 「大丈夫ですか?(頭が)」 って意味だったと思う。

まぁこんな話ばっかりじゃなくて他にも監督の撮影時の苦労話やAV業界に対する真摯な想い、

俺はこういう作品を撮影していきたいんだという熱き叫び、

女優さんや頑張っているスタッフに大変感謝している話などが切々と語られたのですが、

僕は監督をいい人にする気はないのでスルーさせて頂きます。



そんなこんなで終電間際まで続いた監督によるサバト業界表裏トーク大会。

お疲れ様でした。 >二村監督、おはらさん&参加者の皆様

僕としてはもう終電の時間が迫ってるというギリギリの時に

監督に武装錬金4巻を渡し、

「じゃ、1巻から3巻は自分で買ってください」 と言えたので大変満足です。

「はい、買いますよ」 と言ってくれた監督。 なんていい人だ。

みなさんもですね、これからレンタルビデオ屋のAVコーナーに行った際に

二村監督の作品があったらちょっと借りてみては如何でしょうか。

再生してみて 「お、これはいいアングルだな」 と思ったところは80%の確率で

監督が現場でオナニーしてるはずです。




<二村監督とご飯を食べにいこう  完>




おまけ>

ガンダムSEED第2話はどうやら日本シリーズで時間帯がずれていたようで。

それを知らなかったので予約していたガンダム見ようと再生させたら

落合監督のアップが画面にドン。



・・・・・。


アスラン太ったなぁ。 (違います)






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